無料おすすめオンラインミーティング、Web会議システム9製品比較

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在宅勤務、リモートワーク、テレワーク、オンライン授業、飲み会など新型コロナウイルスの感染予防のために遠隔でコミュニケーションをとることが増えてきていると思う。

Microsoft(マイクロソフト)が提供する比較的個人向けのSkype、企業向けのSkype for Business、 Microsoft Teams、Googleが提供する「Google Meet」、Zoom社が提供する「Zoom」、Ciscoが提供する「Cisco Webex meetings」など様々なWeb会議システム、コミュニケーションツールのサービスが展開されている。

今回は様々なサービスが展開をされているので、それぞれサービスの比較をしよう。



Web会議、オンラインミーティングの利用シェア

Web会議、オンラインミーティングサービスの利用者シェアは以下のように調査されて公されている。

2つのデータを紹介するが、1位はZoom、2位、3位はマイクロソフトが展開するSkype、Teamsが続いている。

サービス名 企業 シェア
Zoom Zoom 35%
Skype Microsoft 18%
Microsoft Teams Microsoft 18%
Cisco WebEX Cisco 11%
Live ON ジャパンメディアシステム 3%

出典:MM総研 2020年5月

サービス名 企業 シェア
Zoom Zoom 30%
Skype Microsoft 25%
Microsoft Teams Microsoft 16%
Google HHangouts/Meet Google 6%
Cisco WebEX Cisco 5%
その他(V-cube、Line、Whereby、BizMee 他) 19%

出典:J.D. パワー 2020年4月

アメリカの状況も発表されているが、日本と大きな差異はない。

無料Web会議、オンラインミーティングサービスの比較

Web会議、オンラインミーティングのサービスについて、有料サービスの企業向け、個人用途の無料サービス、機能を絞った無料サービスから有料サービスへ移行を促す両機能を持ったサービスが展開されている。

ますは無料サービスの機能一覧は以下の通り。

尚、サービスはどんどん進化しているので、2021年1月の情報だ。

Zoom Skype Meet Now Google Meet messenger rooms Line
提供会社 Zoom Microsoft Alphabet Inc. Facebook Line
料金 無料(機能拡張の有料版あり) 無料 無料 無料 無料
アカウント登録 主催者は必要 不要 主催者は必要 主催者は必要 全員必要
ブラウザ利用
同時接続 100人 100人 10人 50人 500人
接続時間 2人までは無制限

3人以上は40分

24時間/回 無制限 無制限 無制限
画面共有
背景画像変更
背景ぼかし
顔エフェクト

企業向け 有料 Web会議、オンラインミーティングサービスの比較

企業向けには機能が充実した有料サービスが展開されている。

マイクロソフトの製品についてはグループウェアと連携することによりOutlookで予定やメールが送信できたり、非常に便利な機能がそろっている。

Zoom Skype for Bussiness Teams WebEX
提供会社 Zoom Microsoft Microsoft Cisco
料金 有料(機能絞った無料版あり) 有料 有料 有料
アカウント登録 主催者は必要 主催者は必要 主催者は必要 主催者は必要
ブラウザ利用
同時接続 10,000人 250人 300人 3,000人
接続時間 無制限 無制限 無制限 無制限
画面共有
背景画像変更
背景ぼかし

無料、有料Web会議、オンラインミーティングサービスの紹介

無料、有料のWeb会議、オンラインミーティングのサービスがいろいろ展開されている。

それぞれの特徴について紹介をしよう。

Zoomについて

会社名(英語) Zoom Video Communications, Inc.
会社名 (日本名) ズームビデオコミュニケーションズ
本社 アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンノゼ
設立 2011年
上場 NASDAQ(2019年)
売上  
従業員 約2,000名
業務 Zoomミーティング、Zoomプレミアム音声、IM管理
利用者 3億人(2020年3月時点)
サイト メーカー公式サイト

パーソナルミーティングであれば100人まで、40分であれば無料で利用でき急速に利用者を伸ばしているZoom。

企業向けには時間無制限や会議が主催できる人数によって有料サービスも展開をしている。

ちょっとした会議であれば40分の無料サービスでもよいが、学校や塾の授業、企業では有料サービスに加入することになる。

大規模イベントなどで利用をされている例が多数ある。

より詳細なZoom紹介の記事は以下の通り。

Zoomの使い方、招待リンク、ミーティングIDの確認、連絡方法

Google Meetについて

会社名(英語) Google LLC  (持株会社:Alphabet)
会社名 (日本名) グーグル(アルファベット)
本社 アメリカ合衆国 カリフォルニア州
設立 1998年
上場 NASDAQ
売上  US$ 161.857 billion
従業員 118,899人(2019年)
サイト メーカー公式サイト

世界的な大企業のGoogleが展開するサービスだ。

Googleの企業向けサービス「G Suite」の一部機能としてビデオ会議システムを展開していたが、2020年4月に無料でサービスを展開すると発表された。

これはZoom、Skype等が無料でビデオ会議システムを展開していることもあり、利用者獲得に向けて無料で公開をしたことになる。

今後は Google アカウントを無料で作成し、そのアカウントを利用すればだれでもすぐに100 人まで参加できるビデオ会議をすることができる。

もともと有料のサービスでビジネスで利用をすることが前提のサービスのため、セキュリティが高く、安定的につながるサービスとなっている。

Google Meetのビデオ会議では通信が暗号化され、各種の不正防止機能がデフォルトで有効になっているのため、企業向けに利用をされてきた。

また、すべての会議に参加用電話番号が発行されるので、ゲストはスマートフォンを 2 回タップするだけで電話から参加をすることができる。

より詳細なGoogle Meet紹介の記事は以下の通り。

Google Meetのミーティングの開催方法、画面共有の方法

ここからはMicrosoft(マイクロソフト)が展開する3つの製品の紹介だ。

Skype Meet Nowについて

会社名(英語) Microsoft Corporation
会社名 (日本名) マイクロソフト
本社 アメリカ合衆国 ワシントン州
設立 1981年
上場 NASDAQ
売上  1,258 Billion US$
従業員 約15万人

まず、Skypeとは世界的な大企業のマイクロソフトが展開するサービスだ。

もともとはSkypeは別会社であったが、2011年に85億ドル(日本円 100円換算で8,500億円)でマイクロソフトが買収した。

そのSkypeを利用した「Skype Meet Now」はサインアップやダウンロードが不要ですぐにビデオ会議が主催できるのが特徴だ。

会議リンクを作成し、そのリンクを参加者と共有して、通話に参加するだけというのは、ほかにはない特徴だ。

しかも1 回の通話は最大 24 時間できるので、大抵のオンライン会議は行うことができる。

また、自分を含めて100名を招待することができる。

Skype と Skype Meet Nowの主な違いは以下の通り。

 SkypeとSkype Meet Nowの違い

機能 Skype Skype Meet Now
サービス開始 2003年 2020年4月
費用 無償 無償
参加上限 50名 100名
アカウント ホストの登録必要 一切不要
通話時間 ビデオ通話 4時間/日、100時間/月

音声10時間/日

24時間

2020年4月からリリースされたこともあり、これから利用をするのであれば Skype Meet Now の利用がおすすめだ。

より詳細なSkype Meet Now紹介の記事は以下の通り

Skype Meet Nowの使い方、会議開催、画面共有の方法

Skype for Businessについて

個人向けのSkypeはサインアップやダウンロードが不要ですぐにビデオ会議が主催できるのが特徴だ。

会議リンクを作成し、そのリンクを参加者と共有して、通話に参加するだけというのは、ほかにはない特徴だ。

Skype がインストールされていない場合は、Web 版の Skype で通話を行い、最大50人を招待して無制限、無料で会議を行うことができる。

企業向けのSkype for BusinessはOffice365に含まれている企業向けの有料のサービスだ。

ただし、Skype for Businessは「2021年7月31日」に提供終了となり利用者はそれまでに別の製品に移行をする必要がある。

そのままMicrosoft(マイクロソフト)製品を利用する場合の後継サービスは Teams となる。

より詳細なSkype for Business紹介の記事は以下の通り

Skype for Businessの会議開催、画面共有の方法

Microsoft teamsについて

世界的な大企業のマイクロソフトが展開するサービスだ。

もともとはSkypeを買収して音声会議はSkype、Skype for Businessで展開をしていたが、2021年にはTeamsに切り替えていくと発表があった。

会議リンクを作成し、そのリンクを参加者と共有して、通話に参加することができる。

Microsoft Teams がインストールされていない場合は、Web 版で通話を行い、グループ チャットからビデオ会議に、ボタンを押すだけで瞬時に切り替えられる

チームの人数が 10 人でも 10,000 人でも、それぞれの現在地にかかわらず一堂に会することができるのが大きな特徴だ。

より詳細なMicrosoft Teams紹介の記事は以下の通り

Microsoft Teamsミーティングの開催、画面共有の方法

Cisco Webex Meetingsについて

会社名(英語) Cisco Systems, Inc.
会社名 (日本名) シスコシステムズ
本社 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンノゼ
設立 1984年12月
上場 NASDAQ
売上 517億ドル(2019年度) ※約5兆6千億円(1ドル=110円換算)
従業員 75,900人(2019年)

Webexとは世界的な大企業のCiscoが展開するクラウド上のサービスだ。

CiscoのWeb会議サービスは2007年に32億ドル(日本円 3,500億円 ※1ドル=110円換算)に買収をしたWebex社が前身だ。

ソフトウェア製品として、Webex Meetings、Webex Teamsがオンライン会議、コミュニケーションツールとしてサービス展開されている。

シスコのオンラインメニューは4種類。

制限付きながら個人で利用をする場合は無料で利用でき、企業向けには会議を招集できるホストの人数単位で課金をされる。

このホストは会議をしたり、オンラインで3,000名超を集めるセミナーを開催できる。

より詳細なCisco Webex Meetingser紹介の記事は以下の通り

Cisco Webex Meetingsの利用、仮想背景変更方法

Facebook Messenger Roomsについて

会社名(英語) Facebook
本社 アメリカ合衆国カリフォルニア州
創業者 マーク・ザッカーバーグ
設立 2004年2月
上場 NASDAQ
拠点 世界70都市
サイト メーカー公式サイト

世界で20億人のユーザーがいるSNSサービスの最大手企業だ。

世界の人口が約70億人となるので、およそ3人に1人が利用をしている計算となる。

日本においては2,700万人がユーザーとなっており、日本人のおよそ20%がFacebookを利用しており、若者というよりは30~40代が利用者の中心だ。

「Facebook Messenger Rooms」はFacebook社が2020年4月に新たに始めたビデオ通話サービスだ。

双方向の「Facebook Messenger」を拡充してオンラインミーティングに利用できるような機能が盛り込まれており、主な特徴は以下の通り。

1.Facebook、Instagram、Portalでの会話をサポート

2.最大50人のミーティングができる

3.Facebookアカウントがなくても、リンクを使用してオープンルーム参加可能

4.バーチャル背景が利用できる(カメラフィルター、ムード照明、テーマ別イベント、360°など)

5.時間制限なし

6.メッセンジャー、Facebook、WhatsApp、Instagram、ポータルデバイスからミーティングルームの作成が可能

Facebook以外にもメッセンジャーやインスタグラムからルームを利用できるのが便利だ。

より詳細なFacebook Messenger紹介の記事は以下の通り。

Facebook Messenger Roomsの使い方、共有方法

Lineミーティングについて

会社名 LINE株式会社(NHN Japan株式会社より商号変更)
本社 〒160-0022 東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー23階
設立 2000年9月4日
上場 東京証券取引所 市場第一部、ニューヨーク証券取引所
資本金 101,641百万円
従業員 2,700名

Lineミーティングとはコミュニケーションツールを展開しているLine株式会社が提供するサービスだ。

Lineの利用者数は非常に多く、日本国内では一番利用をされている。

LINEのミーティングはグループや複数人トークを使わずに、指定のURLにアクセスするだけ簡単にLINEでビデオ通話ができる機能だ。

最大利用人数は500人で、スマホ、タブレット、PCから接続をして利用をすることができる。

1.いつも利用しているLineアプリから参加が可能

2.無料で利用できる

3.最大500人まで利用可能

4.スマホでもPCからでも利用できる

より詳細なLINEミーティング紹介の記事は以下の通り。

Lineミーティング PCを利用して会議開催、画面共有の方法

以上、無料おすすめオンラインミーティング、Web会議システム9製品比較だ。

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