Skype会議の使い方、マイクが使えない8つの原因と対策

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在宅勤務、リモートワーク、テレワーク、オンライン授業、飲み会など新型コロナウイルスの感染予防のために遠隔でコミュニケーションをとることが増えてきていると思う。

Microsoft(マイクロソフト)が提供する比較的個人向けのSkype、企業向けのSkype for Business、Teamsなど様々なWeb会議システム、コミュニケーションツールのサービスが展開されている。

そのなかでMicrosoft(マイクロソフト)が提供している「Skype」の基本的な使い方、音声が相手に届かない、マイクが利用できていない場合の原因、対応方法を記載しよう。



Skypeとは? 無料通話とチャット用のコミュニケーション ツール

会社名(英語) Microsoft Corporation
会社名 (日本名) マイクロソフト
本社 アメリカ合衆国 ワシントン州
設立 1981年
上場 NASDAQ
売上  1,258 Billion US$
従業員 約15万人

世界的な大企業のマイクロソフトが展開するサービスだ。

もともとはSkypeは別会社であったが、2011年に85億ドル(日本円 100円換算で8,500億円)でマイクロソフトが買収した。

サインアップやダウンロードが不要ですぐにビデオ会議が主催できるのが特徴だ。

会議リンクを作成し、そのリンクを参加者と共有して、通話に参加するだけというのは、ほかにはない特徴だ。

Skype がインストールされていない場合は、Web 版の Skype で通話を行い、最大50人を招待して無制限、無料で会議を行うことができる

Skypeミーティングの開催方法

開催は非常に簡単。

マイクロサイトのSkypeページからすぐにできる。

上記のリンクをクリックすると以下のトップページ(https://www.skype.com/ja/)に飛ぶ。

そこで、矢印の「無料会議を作成する」ボタンをクリック。

クリックすると以下のページに遷移する。

①で任意の「会議の名前」をつける。〇〇飲み会や〇〇会議などわかりやすい名前をつけよう。

②名前を付けたら「無料の会議の作成」ボタンをクリック

クリックをすると会議のアドレスが生成されるので、そのアドレスをコピーして利用をする人にメールやチャットなどで知らせよう。

招待を共有ボタンをクリックすると以下のようにいくつかのサービスですぐに共有をすることができる。

競合メーカーのサービスでも利用することもできる。

次に「通話を開始」をクリックしよう。

上記の画面が出るので、ゲストとして参加、もしくはアカウントがあるのであればサインインまたは作成をクリック。

今回はゲストとして参加をしてみる。

名前の入力を求められるので、テストとして「王様」としてみた。

名前を入力すると「参加」ボタンがクリックできるようになるので、クリックしてみよう。

するとちゃんと王様でログインをすることができた。

すると名前の下側に音声とビデオの利用を許可するボタンが出てくるので設定をしよう。

通話に参加するボタンをクリックすると会議が主催される。

そこで2つのボタンで場面に応じて設定を行おう。

ミュートを解除する

ビデオをオンにする

Skypeの音声が相手に届かない原因と対策

1.PCのマイクが利用不可、オフ設定になっている

2.Skype側のマイクが設定されていない。

3.Skypeアプリ、ブラウザのマイクをミュート(無音)にしている

4.PCにマイクの機能が無い

5.外部マイクスピーカーがミュート(無音)になっている

6.PCのマイクが故障している

7.相手側のスピカ―がミュート(無音)になっている

8.リモート接続をしている状態で聞こえない

1.PCのマイクが利用不可、オフ設定になっている

PCの設定でマイクをオフにしていることが原因のことがある。

その場合のPC側の解除方法は以下の通りだ。

Windowsの場合は左下に「ここに入力して検索」というバーがあるので、そこに「サウンド」と入力をする。

もしくは「スタートボタン(Windowsの窓のマーク)を右クリック」 → 「システム」→ 「サウンド」でも同様の画面にたどり着く。

その後に以下の画面が出てくるので、マイクが適切に設定されているかどうか確認をする。

設定されていれば、「デバイスのプロパティ」を確認しよう。

デバイスのプロパティを開いた画面は以下の通り。

矢印が一番左の「0」に設定をされているようであれば、右側にバーを持っていく。

この設定を行うことで、PC自体のマイクが利用できるように設定をすることができる。

2.Skype側のマイクが設定されていない。

PCではなく、Skype側にもマイクを選択することができる。

PCではなく、Skype側にもスピーカーを選択することができる

画面の右下の「・・・その他」というマークがあり、その項目をクリックすると「音声とビデオの設定」をすることができる。

その画面が以下となる。

この画面でマイク、スピーカーが設定されているか確認をしよう。

3.Skypeアプリ、ブラウザのマイクをミュート(無音)にしている

意外と単純な問題で、マイクをミュートにしているということだ。

矢印のマークでミュートのオン、オフの設定ができるので、ミュート状態となっていれば解除をしよう。

4.PCにマイクの機能が無い

PCにマイクの機能が無い場合は、当然、聞こえてくることはない。

その場合は、外部のマイクスピーカーを利用する必要がある。

様々なメーカーから発売をされているが、音の良さとして評判が良い製品を紹介しよう。

まずは世界的な音響メーカー「Jabra」の製品だ。

マイクスピーカー、ヘッドセット製品など数多くの音にまつわる製品を販売しており、シェアも高く世界中で利用をされているので間違いのない製品だ。


次にもう一つ。

日本の楽器メーカー「ヤマハ」から発売をされている1~4名用のマイクスピーカー「YVC-200」だ。

色はホワイトとブラックの2種類。

PCとはUSB接続かBluetoothのいずれかで接続ができ、バッテリーも内蔵されているので、電源のないところで利用をできるのがうれしい。


このマイクスピーカーを接続すると、マイクの項目に商品名「Yamaha YVC-200」が表示されて選択をすることができる。
このように外部のマイクスピーカーを利用することにより、解決する方法だ。
実際に製品を購入して利用をしているレビューは以下の通り。

尚、外部のマイクスピーカーにもミュート(無音)状態の機能がついているので、こちら側からの声が相手に聞こえない場合がある。

意外とSkypeの画面でミュートを解除して、外部のマイクスピーカー側がミュートになっている場合もあるので、注意が必要だ。

5.外部マイクスピーカーがミュート(無音)になっている

外部のマイクスピーカー、ヘッドセットなどを利用している場合には、機器自体にミュートの機能がついていることが多い。

Skypeのアプリ、ブラウザでミュートを解除して相手先にもミュートが解除されているように見えるが、実際には外部のマイクスピーカー、ヘッドセット側で音声を出さないようにしていることがある。

それぞれ利用している機器を見直してみよう。

6.PCのマイクが故障している

いろいろ試行錯誤して、結局は壊れていたという経験がある。

その場合にもPCにイヤホン、マイクスピーカーをつなげて利用ができれば、本体側のマイクの故障の可能性が考えられる。

7.相手側のスピーカ―がミュート(無音)になっている

「スピーカー&マイクをテストする」の項目で問題がないにもかかわらず、相手側に音が届かない場合は、相手側のスピーカーがミュート(無音)になっていないかどうか確認をしよう。

意外と相手側の問題で聞こえないということもある。

音声が届いていない場合は、その人だけの問題なのか、全体の人にも届いていないのかで切り分けをしよう。

8.リモート接続をしている状態で聞こえない

リモートワーク、テレワーク、在宅勤務をしている人で、通常の仕事は会社のPCを動作して、自宅のPCで画面転送だけしているRDP(リモート デスクトップ プロトコル)を利用している人もいると思う。

そのような人が会社ではSkype会議ができるが、自宅で利用した場合は音が聞こえない、音が相手に届かないという状況が発生する。

この状況で相手に声が届かないという人は本当に多く、マイクの設定を変更しても全く利用できない。

このような場合は、十中八九、会社のPCでSkypeに参加をしているからだ

Skype会議をしようとする場合には、自宅のPCにSkypeアプリ、もしくは自宅のPCのWebブラウザから利用をする必要がある

会社においてあるPCでSkype会議に参加をすると、会社PC自体のスピーカー、マイクが稼働することになる。

つまり、RDP(リモート デスクトップ プロトコル)は画面転送の機能はあっても、音声を転送する機能は無いからだ。

会社でいろいろな人をフォローしたが、本当にこのトラブルは多い。

以上、Skype会議で音声が相手に届かない原因、対策の紹介だ。


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