YVC-200のレビュー、価格、Webミーティングでの設定方法

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在宅勤務、リモートワーク、テレワーク、オンライン授業、飲み会など新型コロナウイルスの感染予防のために遠隔でコミュニケーションをとることが増えてきていると思う。

Microsoft(マイクロソフト)が提供する比較的個人向けの「Skype」、企業向けの「Skype for Business」、「Microsoft Teams」、Googleが提供する「Google Meet」、Zoom社が提供する「Zoom」、Ciscoが提供している「Cisco Webex Meetings」など様々なWeb会議システム、コミュニケーションツールのサービスが展開されている。

今回はオンラインでコミュニケーションサービスを利用する際に便利なマイクスピーカーのレビューをしよう。



ヤマハ ユニファイドコミュニケーションスピーカー YVC-200

ヤマハから発売をされている1~4人用のマイクスピーカーだ。

YVC-200 製品概要

開発元 ヤマハ株式会社
型番 ブラック:YVC-200(B)、ホワイト:YVC-200(W)
JANコード ブラック:4957812638654、ホワイト:4957812638661
希望小売価格 30,000円(税抜)
発売 2018年9月
外部インタフェース USB 2.0 Full Speed(Micro-B)、Bluetooth、NFC(近距離無線通信)、ヘッドセット端子(ステレオOUT/モノラルIN)
最大消費電力 2.5W
電源 リチウムイオンバッテリー内蔵(連続通話時間 10時間)、USBバスパワー駆動
電波障害規格 VCCIクラスB
動作環境条件 温度:0~40℃、湿度:20~85%(結露しないこと)
寸法 140 (W) x 43 (H) x 140(D) mm
質量 0.28kg
対応OS Windows 10(32bit/64bit)、Windows 8.1(32bit/64bit)、Windows 7(32bit/64bit)、macOS 10.14、macOS 10.13、macOS 10.12、Mac OS X 10.11
Bluetooth Bluetooth バージョン:Ver.4.2、対応プロファイル: HSP,HFP,A2DP、対応コーデック:CVSD,mSBC,SBC、無線出力:Class2、最大通信距離:10m(障害物がないこと)
NFC 対応機種:NFC 対応 Android 機器
付属品 USBケーブル(1m)、クイックスタートガイド (冊子、保証書含)、安全上のしおり (冊子)、キャリーケース
その他 RoHS対応、省エネ機能:自動スタンバイ機能 (バッテリー駆動時のみ)、ファームウェアアップデート(PCよりUSBで転送)、セキュリティロックホール

YVC-200 オーディオ性能

マイク 無指向性マイクx1
収音範囲 最大2m以内(360°)
スピーカー 45mmフルレンジスピーカーx1
音量 最大88dB @0.5m
周波数帯域 収音:150Hz-16,000Hz、再生:200Hz~16,000Hz
信号処理 適応型エコーキャンセラー、ノイズリダクション、オートゲインコントロール、Human Voice Activity Detection(HVAD)

YVC-200 収納範囲

推奨:半径1m以内、最大:2m以内

一人から少人数で利用をすることを想定している。

実際には企業でよく利用をされている会議用の机は「180cm×45cm」が一般的なので、向かい合わせることにより6人ぐらいが着席しても利用できる収音範囲だ。

YVC-200 外観

とってもシンプルなため、一度利用をすればすぐに使いこなすことができるだろう。

YVC-200 特長

YVC-200の特長は以下の通り。

ヤマハ独自の音声信号処理技術

1.適応型エコーキャンセラー

ディスカッションに白熱しても音切れのない双方向通話が可能なエコーキャンセラー

2.Human Voice Activity Detection(HVAD)

人の声と周囲の雑音を聞き分けるインテリジェントなヤマハ独自音声信号処理技術、

3.ノイズリダクション

雑音源がある部屋でも話者の音声を高い明瞭度に整える機能

4.オートゲインコントロール

小さな声を聴きやすいレベルに揃える

バッテリー内蔵

本体にリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、フル充電で「連続通話時間 10時間」となっている。

これがすごく便利な機能だ。

今までのマイクスピーカーはPCにUSBケーブルで接続をするか、電源アダプターをコンセントに接続をすることにより利用をする製品が多かった。

このYVC-200はバッテリーが内蔵されているため、ケーブルを持ち歩く必要がなく、外出先での打ち合わせに重宝する。

例えばお客様先での打ち合わせ時に、重要な人、話している人にYVC-200の本体を近づけて利用をすることができる。

Bluetooth®接続

USBとBluetooth®の2つのインターフェースを搭載しているため、以下のような運用が可能だ。

PCやMac利用時:USBケーブル、Bluetoothで接続

スマートフォンやタブレット利用時:Bluetoothで接続

そのため、すぐにPCでWeb会議を行う必要がある場合には、確実な接続ができるUSBケーブルで接続など選択が可能だ。

さらにNFC接続機能が搭載されているため、簡単にBluetooth接続を行うことができる。

NFC接続機能とは、近距離無線通信技術の国際標準規格でワンタッチで機器認証ができる機能だ。

専用ドライバーインストール不要

対応OSとして、一般的に世の中で利用をされいてるOSに対応している。

Windows 10、Windows 8.1、Windows 7、macOS 10.14、macOS 10.13、macOS 10.12、Mac OS X 10.11

つまり、PCに接続をすればスピーカーに登録されて、専用ドライバーをインストールすることなく利用をすることができる。

最大で88dB出力可能なパワフルスピーカー

小型軽量ながら最大で88dBのスピーカー出力が可能だ。

この音がどのくらいかというと目安は以下の通り。

・90dB(きわめてうるさい)  犬の鳴き声(5m)、騒々しい工場の中
・80dB(うるさい)      地下鉄の車内、交差点、電車の車内、ピアノ(1m)

つまり、非常に大きな音を出すことができるので、必要十分な機能が備わっている。

専用ポーチが付属

専用ポーチが付属されており、YVC-200本体、USBケーブルを収納することが可能だ。

ちょっとだけ入れたところ。専用ポーチだけにすんなり入る。

YVC-200 利用レビュー

さて、この製品を1年以上利用してきたのでレビューをしよう。

リモートワークを行うようになって、毎日のように利用をしている。

Webミーティングをするためにはこのようなマイクスピーカーを利用するか、イヤホンを利用するかの2択になる。

イヤホンについては会議が続くと耳が痛くなったりする。

また、無線方式のイヤホンでない場合、ケーブルの届く範囲が決まっているので、行動が制限される。

ただし、マイクスピーカーについては音を大きくすることにより、少し離れた場所でも相手側の声を聞くことができる。

また、ヤマハ製品だけあって音もクリアだ。

これは双方向通話が可能なエコーキャンセラーが非常に機能をしていると考えられる。

Webミーティングにおいて音は非常に重要なので、ストレスなく利用できるのが良い。

また、スピーカーの音もよいので、これで音楽を流したりしながら仕事をすることも可能だ。

さらにバッテリーで10時間稼働、しかも重さも280gと軽いため、外出時などに重宝する。

問題は何かといえば、2020年9月時点で売れすぎ?なのか在庫がなかったり安定していない点ぐらいかも。

それぐらいこの製品は使い勝手が良いお気に入りの製品だ。


さて、ヤマハにはYVC-200よりも上位モデルも販売されている。

個人で利用をするにはちょっと大きいし値段も高いが参考までに紹介を使用。

4~6名程度の小規模遠隔会議に最適  YVC-330

YVC-200よりも収音が良い製品で、2台連結で利用をすることができるので会議用机4つ(180cm×45cm)の周りに設置をすることにより10名程度でも利用をすることができる。

8~40人規模の中大会議に最適

マイクを最大5台まで連結をすることができるので、コの字、ロの字型で机をならべたような会議室でも快適に利用をできる製品だ。

スピーカーの音量も非常に大きいため、大きな会議室でも問題なく利用ができる。


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