Cisco Webex Meetingsの使い方、マイクが使えない8つの原因と対策

本ページはプロモーションが含まれています。

在宅勤務、リモートワーク、テレワーク、オンライン授業、飲み会など新型コロナウイルスの感染予防のために遠隔でコミュニケーションをとることが増えてきていると思う。

Microsoft(マイクロソフト)が提供する比較的個人向けのSkype、企業向けのSkype for Business、TeamsやZoom、Googleが提供する「Google Meet」、Zoom社が提供する「Zoom」など様々なWeb会議システム、コミュニケーションツールのサービスが展開されている。

そのなかでCiscoが提供している「Cisco Webex Meetings」の基本的な使い方、音声が着こえない場合の原因、対応方法を記載しよう。



Cisco Webexとは? 無料通話とチャット用のコミュニケーション ツール

会社名(英語) Cisco Systems, Inc.
会社名 (日本名) シスコシステムズ
本社 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンノゼ
設立 1984年12月
上場 NASDAQ
売上 517億ドル(2019年度) ※約5兆6千億円(1ドル=110円換算)
従業員 75,900人(2019年)

Webexとは世界的な大企業のCiscoが展開するクラウド上のサービスだ。

CiscoのWeb会議サービスは2007年に32億ドル(日本円 3,500億円 ※1ドル=110円換算)に買収をしたWebex社が前身だ。

ソフトウェア製品として、Webex Meetings、Webex Teamsがオンライン会議、コミュニケーションツールとしてサービス展開されている。

シスコのオンラインメニューは4種類。

制限付きながら個人で利用をする場合は無料で利用でき、企業向けには会議を招集できるホストの人数単位で課金をされる。

このホストは会議をしたり、オンラインで100名超を集めるセミナーを開催できる。

いわゆるウェビナーという言葉を聞く機会が増えたが、ウェブ(Web)とセミナー(Seminer)を合わせてウェビナー(Webiner)という造語だ。

Cisco Webex Meetings の開催方法

開催は非常に簡単。

まずはアカウントを作成して、個人ページを作成することになる。

1.Cisco Webex Meetingsにアカウントを作成する

まずはCisco Webex Meetings のサイトからアカウントを登録しよう。

https://www.webex.com/ja/index.html

上記の矢印をクリックすると、どちらも同じ画面に移る。

それが下のメールアドレスの登録ページ。

URLを開くとメールアドレスの入力を求められる。

そこに会社で利用しているアドレスか個人で利用をしているアドレスを入力する。

名、姓を入力して「次へ」のボタンをクリックすると、以下の画面が表示される。

アドレスを入力するとCisco社から入力したアドレスに以下のメールが送信されてくる。

そのメールに記載のある「パスワードを作成」ボタンをクリックしてパスワードを登録する。

さすがシスコだけあってパスワードもいろいろ制約があり、簡単なパスワードは登録できない。

要件にあうパスワードを作成すればオンライン会議を設定ることができるようになる。

2.オンライン会議を設定する

1.アカウントが作成できれば、オンライン会議を設定をすることができる。

まずはトップページからログインを行う。

1.で作成をしたアカウントを利用するので、登録をしたメールアドレスを入力する。

入力をすれば、専用ページが表示される。

「ミーティングを開始する」ボタンをクリックすればすぐに会議が開始され、「スケジュールする」では行いたい日時で会議をセッティングすることができる。

Cisco Webex Meetings の音声が相手に届かない原因と対策

1.PCのマイクが利用不可、オフ設定になっている

2.Cisco Webex Meetings側のマイクが設定されていない。

3.Cisco Webex Meetingsアプリ、ブラウザのマイクをミュート(無音)にしている

4.PCにマイクの機能が無い

5.外部マイクスピーカーがミュート(無音)になっている

6.PCのマイクが故障している

7.相手側のスピカ―がミュート(無音)になっている

8.リモート接続をしている状態で聞こえない

1.PCのマイクが利用不可、オフ設定になっている

PCの設定でマイクをオフにしていることが原因のことがある。

その場合のPC側の解除方法は以下の通りだ。

Windowsの場合は左下に「ここに入力して検索」というバーがあるので、そこに「サウンド」と入力をする。

もしくは「スタートボタン(Windowsの窓のマーク)を右クリック」 → 「システム」→ 「サウンド」でも同様の画面にたどり着く。

その後に以下の画面が出てくるので、マイクが適切に設定されているかどうか確認をする。

設定されていれば、「デバイスのプロパティ」を確認しよう。

デバイスのプロパティを開いた画面は以下の通り。

矢印が一番左の「0」に設定をされているようであれば、右側にバーを持っていく。

この設定を行うことで、PC自体のマイクが利用できるように設定をすることができる。

2.Cisco Webex Meetings側のマイクが設定されていない。

PCではなく、Cisco Webex側にもスピーカーを選択することができる

まずは会議を開催してスピーカーが適切に設定をされているか確認をする。

矢印の「・・・」のボタンをクリック。

クリックをすると以下のポップアップ画面が表示され、次に「設定」をクリック。

すると「スピーカー、マイク、カメラ」の表示が出てくるので、今度はこちらをクリックする。

この画面からスピカ―、マイク、カメラを設定することができ、適切にマイクが設定をされているか確認をしよう。

3.Cisco Webex Meetingsアプリ、ブラウザのマイクをミュート(無音)にしている

意外と単純な問題で、マイクをミュートにしているということだ。

矢印のマークでミュートのオン、オフの設定ができるので、ミュート状態となっていれば解除をしよう。

4.PCにマイクの機能が無い

PCにマイクの機能が無い場合は、当然、聞こえてくることはない。

その場合は、外部のマイクスピーカーを利用する必要がある。

様々なメーカーから発売をされているが、音の良さとして評判が良い製品を紹介しよう。

まずは世界的な音響メーカー「Jabra」の製品だ。

マイクスピーカー、ヘッドセット製品など数多くの音にまつわる製品を販売しており、シェアも高く世界中で利用をされているので間違いのない製品だ。


次にもう一つ。

日本の楽器メーカー「ヤマハ」から発売をされている1~4名用のマイクスピーカー「YVC-200」だ。

色はホワイトとブラックの2種類。

PCとはUSB接続かBluetoothのいずれかで接続ができ、バッテリーも内蔵されているので、電源のないところで利用をできるのがうれしい。


このマイクスピーカーを接続すると、マイクの項目に商品名「Yamaha YVC-200」が表示されて選択をすることができる。
このように外部のマイクスピーカーを利用することにより、解決する方法だ。
実際に製品を購入して利用をしているレビューは以下の通り。

尚、外部のマイクスピーカーにもミュート(無音)状態の機能がついているので、こちら側からの声が相手に聞こえない場合がある。

意外とCisco Webex Meetingsの画面でミュートを解除して、外部のマイクスピーカー側がミュートになっている場合もあるので、注意が必要だ。

5.外部マイクスピーカーがミュート(無音)になっている

外部のマイクスピーカー、ヘッドセットなどを利用している場合には、機器自体にミュートの機能がついていることが多い。

Cisco Webex Meetingsのアプリ、ブラウザでミュートを解除して相手先にもミュートが解除されているように見えるが、実際には外部のマイクスピーカー、ヘッドセット側で音声を出さないようにしていることがある。

それぞれ利用している機器を見直してみよう。

6.PCのマイクが故障している

いろいろ試行錯誤して、結局は壊れていたという経験がある。

その場合にもPCにイヤホン、マイクスピーカーをつなげて利用ができれば、本体側のマイクの故障の可能性が考えられる。

7.相手側のスピーカ―がミュート(無音)になっている

「スピーカー&マイクをテストする」の項目で問題がないにもかかわらず、相手側に音が届かない場合は、相手側のスピーカーがミュート(無音)になっていないかどうか確認をしよう。

意外と相手側の問題で聞こえないということもある。

音声が届いていない場合は、その人だけの問題なのか、全体の人にも届いていないのかで切り分けをしよう。

8.リモート接続をしている状態で聞こえない

リモートワーク、テレワーク、在宅勤務をしている人で、通常の仕事は会社のPCを動作して、自宅のPCで画面転送だけしているRDP(リモート デスクトップ プロトコル)を利用している人もいると思う。

そのような人が会社ではCisco Webex Meetings会議ができるが、自宅で利用した場合は音が聞こえない、音が相手に届かないという状況が発生する。

この状況で相手に声が届かないという人は本当に多く、マイクの設定を変更しても全く利用できない。

このような場合は、十中八九、会社のPCでCisco Webex Meetingsに参加をしているからだ

Cisco Webex Meetings会議をしようとする場合には、自宅のPCにCisco Webex Meetingsアプリ、もしくは自宅のPCのWebブラウザから利用をする必要がある

会社においてあるPCでCisco Webex Meetings会議に参加をすると、会社PC自体のスピーカー、マイクが稼働することになる。

つまり、RDP(リモート デスクトップ プロトコル)は画面転送の機能はあっても、音声を転送する機能は無いからだ。

会社でいろいろな人をフォローしたが、本当にこのトラブルは多い。

以上、Cisco Webex Meetings会議で音声が相手に届かない原因、対策の紹介だ。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする