毎日の生活の中で健康に気をつかうアラフィフなので、健康な体作りのためにまずはどのような生活をしているのか理解をすることが重要だ。
そのため、健康的な生活のためにまずは生活を記録するためのデータを取得するための製品(フィットネストラッカー)を利用をする人が増えている。
今までは「Fitbit Inspire HR」を利用していたが、新モデルに変更をしたので使用感や違いなどをレビューしよう思う。
Fitbit とは?
Fitbit は毎日のアクティビティ、エクササイズ、睡眠の記録を通して、健康的でバランスの取れた生活をサポートする製品だ。
まずはFitbitとは会社の名前にもなっており、製造会社は米国の会社で世界各国に拠点がある。
日本にも東京都渋谷の渋谷マークシティにオフィスを構えている。
本社 | 米国 サンフランシスコ |
拠点 | 米国(ボストン、サンディエゴ、イサクサ)、アイルランド、香港、中国(上海、深セン、韓国、ルーマニア、ロシア、インド、シンガポール、東京 |
業種 | ウェアラブル製品の開発、製造 |
利用者 | 約2,900万人(2021年時点) |
創業 | 2007年 |
上場 | 2015年6月にニューヨーク証券取引所に上場 |
売上 | 1,600億円ほど(2021年) |
着実に売上をのばしていたが、2019年12月にグーグル(アルファベット)に21億ドル(約2,300億円 ※110円換算)で買収をされた。
グーグルとしてはAppleが販売するApple Watchに対抗するために、競合会社を取り込んだ状況だ。
そのため、Fitbitはグーグルの贅沢な資金をもとにさらなる製品を開発できる環境が整った。
Fitbit の製品一覧
Fitbitからはいくつか製品が供給されており、大きく分けると多機能なスマートウォッチ、日々の記録のトラッカー、あとはその他の製品という事になる。
そのため、それぞれの特徴、機能比較をしよう。
スマートウォッチ
基本機能以外の違いは以下の通り
トラッカー
スマートウォッチほどの機能は無いが、日々の記録をするための十分な機能は備わっている。
ベルトのような形状をしており、細く軽いため手首にフィットするタイプだ。
基本機能以外の違いは以下の通り
Charge 5 | Inspire 4 | Inspire2 | |
写真 | |||
歩数、距離、消費カロリー、全てのアクティビティを記録、50mまで耐水 | ○ | ○ | ○ |
バッテリーライフ(日数) | 7日 | 7日 | 10日 |
睡眠ステージの記録、睡眠スコアの表示 | ○ | ○ | ○ |
ストレス管理ツール、皮膚電気活動センサー | ○ | ストレス管理ツールのみ | ストレス管理ツールのみ |
健康指標ダッシュボード | ○ | ○ | ○ |
24時間心拍数測定、アクティブな心拍ゾーン通知 | ○ | ○ | ○ |
GPS | GPS内蔵 | GPS内蔵 | ✖ |
100種類以上のアプリと文字盤、音声操作機能 | ✖ | ✖ | ✖ |
Fitbit Premiumメンバーシップ付き | 6ヵ月間 | ✖ | 6ヵ月間 |
高心拍数と低心拍数の通知 | ○ | ✖ | ✖ |
定価 | 34,990円 | 24,990円 | 21,470円 |
Inspire2の購入直後
旧モデルInspire HRを利用していたが、バッテリーの減りが早く、最終的には起動しなくなってしまったので、Inspire2を購入。
届いたのがこちら。色はブラック。
裏面のパッケージ。
開封をすると本体が固定されており、小袋にはベルトなど同梱物が収められている。
本体を取り出したところ。
予備用の長いベルトも同梱をされている。しかし、本当に腕周りが長い人用で、通常体系のひとは取り付けられているベルトで十分に利用ができる。
さて、早速スマホと同期をさせて利用をできるようにセッティングをする。
最初はアプリの更新などで30分ぐらいかけて設定が完了。
Inspire2の利用から2か月
利用をしたが、非常に使い勝手がいい。
一番は10日間持つというバッテリー性能。
本当にバッテリーが長持ちで、しかも非常に早く充電ができるので、15分で30%ぐらいのバッテリー残量が回復する感じ。
Inspire2とInspire HRの違い
できることはあまり変わりがない。
実際にはそれぞれ基本性能も備わっている。
ただし、バッテリーの持ちは全然異なり、Inspire HRはストレスフリーだ。
また、Inspire2の液晶画面が大きいため、文字が見やすい。
これは老眼になってきた著者からすると、非常にうれしい。
参考までに2年前に購入した際のレビュー記事。
Inspire HRを利用したレビュー
まずは過去にInspireHRを利用した際のレビュー。
中身を取り出した際の写真。
早まって本体を取り出してしまったから、また元のように戻したのでちょっと収まりが悪いので、あくまでもイメージという事で。。
正確に利用をするためには、まずはスマートフォンでで同期をさせる必要がある。
そのため、iPhoneの場合はApple storeから対象のアプリをダウンロードする。
Bluetoothでスマートフォンに接続をし、同期をさせるとファームウェアを更新するという表示が出てくるので、指示通りにファームウェアを更新させる。
だいたい5分ぐらいでファームウェアを更新させることができた。
その後に表示される時間は日本時間となり、以下の画面は11時28分ということを表示している。
初期設定がおわれば手首に装着。こちらも11時30分。
これであとは自動的に歩数や脈拍を記録してくれて、1日中装着をすることが
Inspire と Inspire HRはシャワーやプールでも利用できる完全防水の製品だ。
そのため、着けたり外したりする手間は無く、充電をする時ぐらいだ。
充電ケーブルは製品に同梱されており、磁石で接続をするタイプで前後ろがあるが、反対側に向けると磁石が反発してくっつかないので、間違う心配はない。
歩数&アクテビティデータの測定
早速、Inspire HR、オムロンの万歩計、スマートフォン(iPhone)の3種類を持って外出、自転車に乗って帰宅後の歩数を計測。
一番数値が多かったのがオムロンの万歩計。
オムロンの万歩計 > Inspire HR ≒ iPhone
恐らくズボンの前ポケットに万歩計を入れていなので、自転車をこいでいた際も歩数としてカウントされていたんだろうと思う。
Inspire HRとiPhoneについては大きな差は無く誤差の範囲。
睡眠ステージ(浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠)
ちょっとこのレポートは面白い。
Fitbitとスマホを同期されるとスマホにインストールしたアプリにデータが同期される。
睡眠の状態も記録がされるので、自分がどんな状態で睡眠をしているのか把握をすることができる。
これを見ると布団に入ってから以下の時間というのが分かる。
目覚めている時間 | 58分 |
レム睡眠 | 2時間9分 |
浅い睡眠 | 4時間55分 |
深い睡眠 | 56分 |
それを時間で表したグラフも表示される。
この時はお酒を飲んで酔っ払って寝たので、最初は深い睡眠から始まっている。
その後はレム睡眠、浅い睡眠を繰り返して、朝方になり目が覚めて布団でゆっくりしている状況が記録されている。
レム睡眠とは?
ちなみにレム睡眠とは身体は休息状態にあるが、脳が活動して覚醒状態にある状況で、眼球だけが急速に運動し、脳の強い活動の反映として夢を見ることがある状況だ。
人では新生児期に多く睡眠時間のおよそ半分を占めるが、加齢に従って徐々に減少し、小児期で 20%、大人では睡眠時間の約20 – 25% になるという。
確かに上記の2時間9分というのは寝ている時間が8時間なので「25%」なので想定の範囲内の時間だ。
Inspire HRレビュー
まずは自分の体のリズムを知るという事では満足がいく製品だ。
軽く腕になじむので着けていて違和感はない。
今までは金属製の腕時計をつけていたが、Inspire HRで時間の把握ができるので今は時計を外してしまった。
そして2年間利用をして起動しなくなってしまった。
日々つけているのとバッテリーも経年劣化していき、バッテリーの交換もできないので、消耗品と割り切ることが必要だとおもう。