暖房製品として利用をする石油ファンヒーターは必需品だ。
でも、利用をしようとすると壊れてしまっていたり、どうしても電化製品は製品寿命などがあるので、定期的に壊れていく。
そんな石油ファンヒーターの処分を行ったので、紹介をしていこうと思う。
石油ファンヒーターの処分費用
石油ファンヒーターを処分するためには、いくつかの方法がある。
1.リサイクルショップに販売
製造から10年以内の機器であれば、引き取ってくれる可能性がある。
石油ファンヒーターは数千円~5万円程度の価格設定がされているが、引き取り時には数百円~数千円程度になる。
処分費用を払うよりも少しお得といった状況になる。
2.家電量販店で引き取り
古い機器を引き取ってくれるサービスがある。
製品によって値段が異なるが、数百円から4,000円程度の費用がかかるが、店舗に持ち込んでお願いをすることができる。
3.粗大ごみとして自治体で処分
自治体に依頼をして処分をする。
方法は自治体によって様々であるが、主な流れは以下の通り。
1.電話やインターネットで自治体に連絡
回収日や料金を確認
↓
2.コンビニや店舗で処分費用のステッカーを購入
↓
3.指定された回収日に家の前などにステッカーを張って置いておく
主な自治体の石油ファンヒーターの処分費用は以下の通り。(2021年12月時点)
自治体名 | 処分費用 |
札幌市 | 据置型:500円、据え置き型以外:200円 |
仙台市 | 800円 |
横浜市 | 200円 |
千葉市 | 15kg未満:390円、25kg未満:780円 |
東京都品川区 | 回収:400円、持ち込み:200円 |
名古屋市 | 500円 |
大阪市 | 400円 |
広島市 | 500円 |
福岡市 | 300円 |
3.燃えないごみ、不燃ごみとして自治体で処分
自治体によって不燃ごみ用の回収袋を商店で販売しているところも多い。
その袋に入れるぐらいに小さくすれば、袋の料金だけで、処分をすることができる。
1枚は10円~20円ぐらいで販売をされているケースが多い。
、
自治体に電話して、処分費用のシール、ステッカーを購入するのが非常に手間なので、不燃ごみとして処理をするために、石油ファンヒーターを解体、分解していこうと思う。
まずは、故障して処分に困ったのがこちらのファンヒーター。
トヨトミ製で少し大きめのタイプ。
用意した道具はドライバー、ペンチの2つだけ。
それでは解体、分解に取り掛かる。
背面や横に取り付けられているネジをひたすら外していく。
ネジを取り外し、石油入れも取り外し、ファンも外したら繋がっているケーブルをペンチで切断。
全面カバーも取り外すと燃焼部分基板などが見えてくる。
完全に上部、前面のカバーを取り外したところ。
さすがに相当な年月を利用しているので、とても汚れている。
全面、側面のカバーをすべて取り外した下部の写真。
右側に見えるのが石油タンクと繋がっている石油受けの写真。
全て燃焼して壊れたわけではないので、灯油がかなり入っていた。
このままmでは処分ができないので、残った灯油をポリタンクに戻したり、最後は新聞紙にしみこませて処理をする。
あらゆるねじを取り外して、石油ファンヒーターの解体、分解が終了。
これを袋に入る大きさに小さくしていく。
周りを取り囲んでいたカバー、本体を小さくするために体重をかけて折り曲げていく。
そしてそれを不燃ごみ用の袋にいれていく。
合計3袋に入れることができた。
1枚15円だとすると、45円で処分ができた計算だ。
解体までの時間は約30分ぐらいで行えた。
それぞれの自治体によってごみの処分方法はルールがあるので、一概に解体、分解をして不燃ごみとして処理はできないかもしれない。
そのため、自治体に合わせた処分の方法が必要だが、不燃ごみで処理をすることによって、処分費用を抑えることができた。
以上、石油ファンヒーターの処分方法、費用、本体の解体、分解の方法の紹介だ。