ノートパソコンの組み立てキットはある?自作パソコンのメリットとデメリット

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ノートパソコンの組み立てキットは、「ベアボーンキット」とも呼ばれています。

昔は、ノートパソコンのベアボーンキットは、販売されていたのですが現在は、全く見かけませんね。

ノートパソコンのカスタマイズは、できる範囲が少ないので、組み立てキットにして販売する意味がないのでしょうね。

本記事では、自作パソコンのメリットとデメリットや、ノートパソコンの組み立てキットは本当にないのかについてお伝えしていきます。

ノートパソコンの組み立てキットは実在しないって本当?

結論から言えば、ノートパソコンの組み立てキットは、どこにもありません。

ノートパソコンの組み立てキットを販売するよりも、デスクトップパソコンの組み立てキットを販売するほうが、まだ価値があると各メーカーは考えているのです。

なので、ノートパソコンの組み立てキットは、どんなに頑張って探したとしても見つからないのです。

ノートパソコンのベアボーンキットを探している人は、どうか諦めてください。

ノートパソコンを自分で組み立てることは可能?

ある程度の知識は必要ですが、ノートパソコンのケースは残念ながら販売されていません。

時すでにマザーボードが入っているノートパソコンを買って、同じ系列のノートパソコンをもう1台買って、マザーボードを入れ替えるくらいしか手段は残っていません。

たとえば、第8世代東芝dynabook T65/GGなら、その年に販売された第8世代東芝dynabookの中から、好きなマザーボード搭載のノートパソコンを買い、交換するという方法です。

しかし、考えてみれば、そのまま使用したほうが早いということに、気が付いてしまうとやる気はなくなるかもしれませんけどね(笑)

自分で部品を一つ一つ集めて、作っていくとしてもお金がかかりすぎるので、現実的とは思えないです。

組み立てを楽しむにしても、高額な趣味になりそうなので、限られた人しか挑戦は不可能でしょう。

つまり、ノートパソコンを自分で一つ一つ部品を集めて、組み立てていくというのは現実的ではないということです。

ベアボーンキットとは何?

パソコンのベアボーンキットのメリットをお伝えする前に、ベアボーンキットとは何かというのを先に説明させていただきます。

簡単に言えば、ベアボーンキットとはマザーボードやいろいろな部品がセットになった組み立てキットを言います。


ノートパソコンのベアボーンキットはありませんが、デスクトップパソコンなら組み立てキットとして販売されているのです。

つまり、ベアボーンキットというのはすべてのパーツを自分で組み立てていく、自作パソコンのことを言います。

パソコンのベアボーンキットのメリット

ベアボーンキットのメリットは、以下の通りです。

・キット化されて販売されている
・初心者でも組み立てやすい
・パソコンの構造を知ることができる
・自分で組み立てることで愛着がわきやすくなる

パソコンのベアボーンキットのメリットは、以上の通りです。

ベアボーンキットは必要な部品がそろって販売されているので、一つ一つ部品を買い集めなくても良いのです。

昔は、自作パソコンといえば知識が必要でしたし、一つ一つ買い集めていくことで高額になっていくので、お金持ちの道楽として自作パソコンは存在したのです。

しかし、近年では自作パソコンでも庶民的な値段まで抑えられているので、誰でも簡単に買うことができるようになりました。

ベアボーンキットは筆者の知る限り「パソコン工房」「ドスパラ」などで、買うことができます。

パソコン工房では実店舗でも自作パソコンのサポートをしてくれるので、安心して初心者でも組み立て作業ができるのです。

また、一つ一つの部品を手に取って取り付けていくので、自然とパソコンの構造を知ることも可能です。

自分で一つ一つ部品を取り付けていくことになるので、愛着もわいてきますよ。

パソコンのベアボーンキットのデメリット

ベアボーンキットのメリットはいろいろとありましたが、もちろんデメリットもあります。

ベアボーンキットのデメリットについては、以下の通りです。

・組み立てるのに時間がかかる
・組み立て時にトラブルが起きる可能性もある
・ほとんど自己責任で組み立てていくしかない

以上が、ベアボーンキットのデメリットです。

パソコンを組み立てていく場合は、サクッと組み立てが完了するわけではありません。

プラモデル感覚で作業に取り掛かるのも良いですが、組み立てには時間がかかると思ったほうが良いでしょう。

初めて自作パソコンに挑戦する場合は、とくに時間がかかると思ったほうが良いです。

パソコンの組み立てには、トラブルはつきものだと思ったほうが良いでしょう。

たとえば、CPUを取り付けで向きが逆だったり、ネジを無くしてしまったりなど「組み立てあるある」ですね。

どんなトラブルが起きても大丈夫なように、対処法もユーチューブで検索をして下調べをしたほうが良いかもしれません。

自作パソコンの場合は、組み立てていくときやOSを立ち上げる瞬間など、すべて自己責任で行うしかありません。

確かに、パソコン工房などではベアボーンキットのサポートがありますが、代わりに組み立てていくとかトラブルを解決するなどは、お金がかかると思ったほうが良いでしょう。

最初から最後まで自分で何とかする気持ちで、挑戦をしてみてくださいね。

初心者でも組み立てキットは挑戦可能?

ベアボーンキットには「メモリ」「ハードディスク」「CPU」など、自分で別に買わないといけない場合がほとんどです。

拡張性はかなり高く、自由度がとても高いので知識がない初心者の場合は、かなりむつかしいかもしれません。

自作パソコンの組み立てに関してだけが初心者の場合で、知識だけはあるなら全く問題はないでしょう。

知識がない完全な初心者さんは、知識がある人と一緒に部品を選んだほうが無難かもしれません。

一緒に選んでくれる人がいない知識のない初心者さんの場合は、知識を深めてから自作パソコンに挑戦するほうが良いでしょう。

自作パソコンはハードルが高いという人におすすめなのは?

ベアボーンキットでパソコンを自作していくことが、ハードルが高いと感じるならおすすめの方法があります。

少し値段の高いノートパソコンの場合は、各メーカーで「カスタマイズ」をしてくれることが多いです。

たとえば、フロンティア「FRNLC310/S NLCシリーズ」の場合は、CPU以外はカスタマイズが可能となっています。

自分で交換ができない部分は注文時に、カスタマイズをするという方法もあるのです。

メーカー直販でカスタマイズをしてもらうパソコンを、BTOパソコンといいます。

筆者のデスクトップパソコンも、メーカー直販で買ってカスタマイズしてもらったBTOパソコンです。

まとめ

ノートパソコンの組み立てキットは、今は販売されていません。

その理由は、カスタマイズできる部分が圧倒的に少ないということや、お客さんが求めていないからだといえます。

しかし、デスクトップパソコンでは、ベアボーンキットが販売されています。

ほかにも、小型パソコンなども、ベアボーンキットが販売されているし、小型の場合はほとんど出来上がっているので入門用としても良いかもしれませんね。

今はBTOパソコンのほうが全盛期なので、自作パソコンも影を潜めている感じもしますね。

それでも2021年12月現在でも、販売されているので挑戦したいという人は、ベアボーンキットを検討してみると良いでしょう。

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