テレワークや在宅勤務などでWeb会議やオンラインミーティングをする機会も増えているだろう。
また、会社のサーバやPCに接続を常時することにより、どのぐらいの通信量が必要なのか、すぐにギガを消費してしまって速度制限を受けてしまうことにもなる。
リモートワークをするための方式はいろいろあるが、今回はリモートデスクトップを利用した場合の通信量について紹介をしよう。
リモートワークデスクトップとは?
リモートワーク、テレワークをする際の一つの方法として、リモートデスクトップ方式がある。
リモートデスクトップ(Remote Desktop)でRDPと略される接続方式だ。
利用方式としては遠隔(リモート)にあるパソコンを操作することできる機能で、WindowsやChromeなどで標準機能として備わっている。
つまり、会社にあるパソコンを自宅に設置したパソコンから操作をすることができる。
また、データ自体は会社のパソコンに保存され、画面だけ転送されるので、セキュリティが比較的高い方式だ。
そのため、多くの会社でリモートデスクトップ(RDP)を利用して出張時や自宅でのtで仕事をしている。
リモートワークデスクトップ接続の通信量は?
リモートデスクトップ(RDP)接続の場合の通信量目安は1時間当たり300MB程度となる。
あくまでも目安となり、画質や操作頻度などにより大きく変わる。
今回は仮に1時間あたり300MBとすると、9時~17時(8時間)利用をすると、2.4GB(2400MB)が必要となる計算だ。
つまり、一般的な企業で平日仕事をすると2.4GB/日の利用になり、1か月(20日勤務)となると以下の計算となる。
利用時間 | 通信量目安 |
1時間 | 300MB |
8時間 | 2.4GB(2,400MB) |
20日間 | 48GB(48,000MB) |
上記のように平日月~金を4週間働く場合の1か月間すべてをリモートワークすると、48GBの通信量が必要となる試算だ。
この48GBを通信するための通信設備がないと、リモートワーク、テレワークは成り立たない。
実際に、通信量を考えずに7GB契約のモバイルWiFiで仕事を始めたが、最初の3日ぐらいは快適に使えていた。
4日目からは通信制限がかかって「256KB」でしか通信ができなくなり、画面が動かない、仕事にならないという状況となった。
そのため、自宅でテレワークをする人は50GBぐらいは利用できる通信手段を考える必要がある。
また、無制限Wifiと言いながらも3日で10GBを超えると翌日は通信制限がかかるプランなどもあるので、注意が必要だ。
そのため、モバイルWiFiを利用する場合の最低限の条件は以下の通りだ。
通信量は無制限、もしくは80GB以上
通信制限がかからないもの
速度が安定していて、早いもの
以上のように、通信量が多く、3日間で10GBなどの制限がないWiFiを紹介しよう。
おすすめの大容量、無制限のモバイルWiFiの一覧
リモートワーク、テレワークをする場合、1か月働こうとすると最低でも50GBの通信量を考えておく必要がある。
そのため、一時的な利用や長期にわたる場合にも利用可能なモバイルWiFiを紹介しよう。
尚、すべてのサービスが3日間で10GBなどの制限がなく、1か月で100GBを利用することができる。
外出先でも利用できる厳選したおすすめのモバイルWifiは以下の通りだ。
◆モバイルWiFi
サービスブランド | 容量 | 費用 | サービス提供 公式サイト |
100GB | 3,250円~ | アルファゲート | |
100GB | 3,250円~ | ブロードバンドナビ | |
100GB | 3,480円 | スマートモバイルコミュニケーションズ |
外出などで持ち運ぶことはなく、簡単に無制限で利用できる据え置きタイプのWifiだ。
◆据え置き型WiFi
サービスブランド | 容量 | 費用 | サービス提供 公式サイト |
無制限 | 4,880円~ | 【ソフトバンクAir】 |
おすすめインターネット光回線の一覧
今後もテレワーク、リモートワークが続くと考えると、自宅に光回線を引くということも考えられる。
そのような場合は、NTT系、ケーブルテレビ系、NUROという選択肢となってくる。
まずは今、主流となっている回線。速度について紹介をしよう。
回線種類 | 最大速度(理論値) |
NURO光 | 2Gbps |
フレッツ光 | 100M~1Gbps |
CATV | 10~320Mbps |
フレッツ ADSL | 1~50Mbps |
フレッツ ISDN | 64kbps |
利用をしている携帯キャリアなど様々なサービスが展開されており、また、対応している地域も限定されているので、まずはそれぞれ自宅の地区が適応しているかどうかも材料として検討をしよう。
主な光回線サービスと、キャッシュバックなどお得な申し込みを窓口は以下の通りだ。
回線 | お得な申し込み窓口 | 申し込みサイト |
ドコモ光 | ネットナビ | ドコモをお使いなら【ドコモ光】 |
auひかり | グローバルキャスト | 【豪華特典 auひかり】 |
ソフトバンク光 | メディアサービス | 【ソフトバンク光】 |
NURO光 | スローダイニング | 【最速2Gbps NURO光】 |
以上、リモートデスクトップで仕事をする場合に、最低限の設備として回線の準備が必要となる。
リモートデスクトップで仕事をする場合の通信量から、最適な回線の紹介だ。