小学生男子に人気なスポーツとして外で行うものは昔は野球、現在はサッカーだ。
Jリーグが出来て、髪の毛を伸ばせるスポーツとしてサッカーが増えてきた。
おっさんの時代は小学校から帰ったら親に勝ってもらったバット、グローブをもって野球場や空き地に集まったものだ。
その中で親とすれば子供たちの記録を残しておきたいもの。
そんな場合に残せるのはビデオと写真だ。
今までに何十、何百試合とサッカーの試合を撮影してきたのでそのノウハウなどを公開しよう。
最初に今現在の人気なスポーツは以下の通り。
小中学生の男女で体育以外に行っているスポーツ(2017年 バンダイ調べ)
1位.水泳(16.4%)
2位.サッカー(16.0%)
3位、テニス(5.3%)
4位.卓球(4.7%)、
5位.野球(4.4%)
屋外で行うスポーツで一番人気のある「サッカー」の撮影方法について記載をしよう。
写真撮影のために必要なもの、便利なもの
1.カメラ・・・当たり前だけでこれがないと始まらない
2.バッテリー・・・予備も絶対に用意をしたい
3.椅子・・・安い100均で売っているもので大丈夫。
場所を移動しやすいように小型の椅子が最適だ。
サッカーの試合をカメラで撮影するためのおすすめ場所
子供のポジションがフォワード(FW)、ミッドフィルダー(MF)、ディフェンダー(DF)、ゴールキーパー(GW)によって撮影する場所も変わってくる。
また、相手チームの強さにより攻め込まれるのか、攻め込めるのかによって撮影場所は変わってくる。
そのため、自分の子供を撮影したい場合は、小さな小型の椅子を持ち運んで移動をしながら撮影をすることがおすすめだ。
では、選手全員を撮影したいのであれば、やはり真ん中あたりが良いと思う。
上の画像でいえば赤く色を塗ったところ。
小学生低学年であれば赤色のエリアであればどこでも大丈夫だ。
相手チームが強く攻め込まれる時間が多い場合は自陣側の右側、相手チームが弱く攻め込む時間が多いのであればできるだけ左側の場所だ。
写真は背中を撮影するより顔を撮りたいので、できるだけ相手陣地側から撮影をしたい。
小学生の高学年以上になると話が変わってくる。
高学年になれば主審、線審2名、選手交代などを担当する第4審の合計4名で試合を担当することが多くなる。
そうなると線審が邪魔になって決定的なポイントを逃すことがあるので、真ん中から左側に撮影場所を確保したい。
ゴールキーパー(GK)の場合は、自陣近くのペナルティエリア側が良いと思う。
ボールをキャッチした瞬間、ゴールキックを蹴る瞬間、コーナーキックからゴール前でボールを片手で目いっぱい伸ばしてのクリアなど決定的な場面も撮影できると思う。
サッカーの試合を撮影するカメラメーカー
プロは一眼レフのカメラを利用する。
主なメーカーはキヤノン、ニコンのいずれかが多いと思う。
2018年の交換式のカメラの日本シェアは以下の通り。
第1位:キヤノン(41.6%)
第2位:ニコン(19.6%)
第3位:オリンパス(13.7%)
第4位:ソニー(13.4%)
第5位:パナソニック(6.3%)
その他:(6.3%)
キヤノン、ニコンが強くオリンパス、ソニーが追っている市場だ。
いずれの製品も特長はあるば、上記のメーカーを購入していれば間違いは無いと思う。
必要な機能と予算を見比べて選定をすればよいと思うし、入門製品のWズームとして販売をしているカメラでも十分に撮影をすることができる。
決定的な場面を逃さない写真撮影のやり方
1.数多く撮ること
決定的な場面を撮るためには、まずは数多く撮影をすることがポイントだ。
うまく取れたと思っていても子供がたまたままばたきをして目をつぶっていたりするので、まずは数多く撮影をしよう。
おっさんも60分の試合で300~600枚を撮影する。
ピンぼけしている写真数多いので、引き延ばして印刷をしたい写真はグッと減ってしまうけど。
とりあえず数多く撮影をして、あとで良い写真を選択すれば良いのだ。
データで撮影をするので、昔と違ってフィルムにするわけではないので、お金をかけずにあとでデータを削除するだけだ。
そのため、ケチらずにバシャバシャ撮りまくろう。
撮れば撮っただけ良い写真も出てくる。
2.子供達を大きく撮ってあげよう
あとは子供の顔を枠内に入れながら、できるだけ大きく撮ってあげよう。
ボールまで全て入れないといけないという固定観念を取り除き、上半身だけ、ひざ上だけという写真も臨場感がありとっても素敵な写真になる。
3.椅子に座って臨場感が出るように下側から撮ろう
カメラを固定しながら立って撮影をするのではなく、座って撮影をする。
この下側からというのがポイントで、Jリーグを撮影しているプロのカメラマンで立って撮影をしている人はいない。
これは持っているカメラを固定してしっかりかかえることと、下側からの目線の方が臨場感がある写真が撮れる。
さて最後に
撮影は習うより慣れろだ。
何度も失敗をして経験を積んでいけば、きっと良い映像が取れるようになると思う。
良い撮影場所の確保 → 実際の撮影 → 撮影した写真の確認 → 反省 → 改善点の確認
この繰り返しをしていけばきっとうまくなれる。
さて最後に
プロカメラマンからの本格的な撮り方
今後も写真を撮る機会が多い方は、本格的に一眼レフの写真の撮り方を学ぶのも良いと思う。
「毎日広告デザイン賞 発言広告の部 最高賞」はじめ数多くの受賞歴を持つプロのカメラマン高橋 勉さんが分かりやすく教えてくれるDVDのセットだ。
写真教室も色々あるが、自宅で好きな時間に簡単に学べるセットだで、詳細は以下のサイトを参照してほしい。
では、みんなで撮影をして子供達の記念になる写真を残そう。