初めてパソコンを買おうと考えている人にとっては、どんなパソコンが良いのか非常に迷ってしまうかもしれません。
安易に性能の高いパソコンを買っても、ネットサーフィンしかしないなら、4万円前後の新品パソコンでも十分だと言えます。
しかし、動画編集やアプリを複数起動させて、何らかの作業をするというなら、高性能なパソコンは必要になるでしょう。
本記事では、パソコンの基本的な事から、パソコン選びで重要なポイントなどを解説していきます。
デスクトップパソコンって何?
簡単に言えば、パソコン本体とモニターやキーボードが、別々になっているパソコンのことです。
ノートパソコンと比べても、自由度が高いパソコンと言えますね。
たとえば、モニターを17インチから24インチにしたい場合は、簡単にモニターだけを買い替えることができます。
キーボードも好きなタイプに変更できるという特徴も、デスクトップパソコンにはあるのです。
次は、デスクトップパソコンのメリットと、デメリットに触れていくことにしましょう。
デスクトップパソコンのメリット
デスクトップパソコンには、色々なメリットがあります。
筆者もデスクトップパソコンを使用していますが、メリットが多いのでメインとして使用しているのです。
では、デスクトップパソコンのメリットは何かということを、一つ一つお伝えをしていきましょう。
カスタマイズ性が高い
デスクトップパソコンのメリットの一つとして、カスタマイズ性が高いということです。
ノートパソコンと比べて本体内部は、余裕たっぷりの空間があります。
デスクトップパソコンの特徴として、性能が高いグラフィックボードを取り付けることができます。
ノートパソコンではグラフィックボードを取り付けることができませんが、デスクトップパソコンでは取り付けることで性能アップするのです。
基本スペックは、デスクトップパソコンのほうが有利なケースが多いですね。
コストパフォーマンスが高い
デスクトップパソコン本体だけを見れば、同じ性能を持つノートパソコンと比較しても、値段が安い場合が多いです。
ノートパソコンの場合は狭い空間の中に、ギュウギュウ詰めで細かい部品が入っているので、性能的にも制限があると言えます。
また、敷き詰められた部品同士による熱も、持ちやすいことを考えるとデスクトップパソコンのほうが有利な感じがしますね。
自由度がある
17インチのモニターから24インチのモニターに、変更することができるのもデスクトップパソコンの特徴と言えます。
性能が高いモニターやキーボードを自由に選べるので、使いやすい環境にしやすいですね。
性能が基本的に高い
性能の高いCPUなどの場合は、発熱量が高いのでどうしても、デスクトップパソコンでないと性能をフルに発揮できないのです。
冷却させるにしても大型のファンじゃないと、CPUの温度を下げることができないので、基本的に性能はデスクトップパソコンのほうが上になります。
デスクトップパソコンのデメリット
デスクトップパソコンには、デメリットもあります。
筆者は、デスクトップパソコンのデメリットに、何度か泣かされたこともありますね(苦笑)
では、デスクトップパソコンのデメリットについて、筆者の経験をもとにお伝えをしていきます。
設置スペースが必要となる
デスクトップパソコンは、モニターやキーボードなどが別売りなので、どうしても設置スペースが必要になります。
デスクトップパソコンには、排気口がついていて排気口をふさがないように、設置することが大切です。
排熱性や安定性を考えて、デスクトップパソコンの設置場所を、机の下の置く人もいますね。
確かに、机の下にデスクトップパソコンを置くことで、机の上のスペースは広くなるので大きく使用することができます。
ただ、座イスを使用している場合は、机の下のデスクトップパソコンを置くというのは現実的ではないでしょう。
机の下の置くことによって、万が一の地震があったとしてもデスクトップパソコンが倒れて床に落ちちて、壊れるということは防げます。
床にデスクトップパソコンを置いても問題が無い場合は、最適な場所と言えるでしょう。
机の下のデスクトップパソコンを置くことで、窓の高さによっては空気が通らないので、排熱効率が落ちることも考えられます。
こうしたエアフローについても、考える必要もあるのです。
また、デスクトップパソコンの場合は、壁に密着させるというのも好ましい状況ではありません。
さらに、床に置くことでホコリがたまりやすくなるのも、デメリットと言えますね。
床に置く場合は月に1度でもいいので、掃除をすることで排熱効率は維持できるでしょう。
面倒ですが、パソコンの性能を落とさないための策でもあるのです。
掃除をこまめにするのが面倒だという場合は、机の上に置くことをおすすめします。
筆者の場合は、机の上にデスクトップパソコンを置いていますが、ディスクなどを入れたり、USBポートに接続する機会が多いので、机の上に置いているのです。
しかし、正直に言えばデスクトップパソコンを床に置くという発想が、筆者にはなかったのでこれを機会に床に置くことも検討しています。
重量が重いため容易に持ち運べない
そもそも、デスクトップパソコンは、1つの場所で使用するために開発されたパソコンです。
移動させるという場合は、引っ越しや部署の異動というケースくらいでしょう。
デスクトップパソコンは、持ち運びをすることには向いていないパソコンです。
最近は手のひらサイズのデスクトップパソコンも販売されていますが、どういう条件になったとしても移動させるような物ではないですね。
配線が多くなりがち
デスクトップパソコンはモニターとキーボードが別なので、配線が多くなりがちです。
たとえば、キーボードやモニター以外でも、スピーカーや外付けハードディスクを取り付けると、さらに配線は多くなります。
そのうえ、マウスも接続するんですから、余計に配線がごちゃごちゃになりますね。
配線をまとめるためのグッズを駆使すれば、スッキリと見た目がキレイになるでしょう。
ただ、そのまとめていく作業が、配線が多いと面倒なのですよ(苦笑)
停電するとパソコンの電源も落ちてしまう
筆者はWEBライターとしても仕事をしているので、1万文字相当の記事作成をすることが多いのです。
1万文字記事作成して、「やっと、終わったぁ♪」と思った瞬間に、停電になったことが2回ほどあります。
ちゃんとバックアップ取りながら作成をしていない筆者が悪いのですが、何時間も作業をしたのに完了した瞬間、停電になると泣きたくなりますね(泣)
デスクトップパソコンを選ぶことで何が変化する?
デスクトップパソコンを選ぶことによって、性能の高いパソコンを手に入れることができます。
もし、将来的にメモリの増設やハードディスクの交換など、検討をしているならデスクトップパソコンを選んだほうが良いかもしれません。
部品交換や取り付けをするのも楽しみだという人は、デスクトップパソコンを選ぶほうが良いでしょう。
デスクトップパソコンを選ぶことにより、自由度が変化するし使用環境を変えることができます。
たとえば、負荷の高いネットゲームをプレイしたいという場合も、デスクトップパソコンならグラフィックボードを取り付けて対処可能です。
ノートパソコンって何?
ノートパソコンは基本的に、持ち運びができるのでビジネスで使用する前提だと筆者は考えています。
最近のノートパソコンも性能が向上してきたので、負荷の高いネットゲームをプレイする事も出来るようですね。
ノートパソコンは配線もあまりごちゃごちゃにならないし、買ってきてすぐにテーブルにおいて使用することができます。
そんな、ノートパソコンのメリットやデメリットについて、お伝えをしていきます。
ノートパソコンのメリット
ノートパソコンのメリットは色々とありますが、その中でもセットアップをすればすぐに使用できるのが魅力です。
ノートパソコンは面倒な周辺機器の取り付けが必要ないので、利用するのもイージーな感じがします。
筆者はデスクトップパソコンと、ノートパソコンを所有しているのですが、ノートパソコンを使用して感じたメリットとデメリットをお伝えします。
外でも使用できる
ノートパソコンはネットで使える設定にすれば、外でも使用ができるようになります。
ノートパソコンの場合は、バッテリーでも起動するので、いきなり停電になったとしても特に問題になることはありません。
筆者は雷が鳴っているときは、極力ノートパソコンで作業をするようにしています。
理由は、やっぱりいきなり停電になることを、恐れているからですね。
設置も省スペース
ノートパソコンは、どんなに大きくても15インチサイズです。
小さいモデルではA4サイズのコピー用紙よりも、小さいモデルも存在しています。
そのため、設置も省スペースなので、置き場所はあまり困らないということもメリットですね。
配線がスッキリ
ノートパソコンはデスクトップパソコンと違い、モニターとキーボードは一体型となっています。
そのため、配線の量はかなり少なめとなっているのです。
ノートパソコンを使用するときはマウスも利用する人もいるかもしれませんが、無線タイプのマウスを利用すれば、配線は余り必要ないですね。
配線でごちゃごちゃにならないので、火災の原因になりにくいでしょうね。
モニターやキーボードを買う必要が無い
余り周辺機器にお金をかけたくないという場合は、筆者ならノートパソコンをおすすめします。
モニターやキーボードを別に買う必要が無いので、ノートパソコンは買う時に値段が高くても、将来的にエコロジーなパソコンだと筆者は思うのです。
ノートパソコンでもキーボードを別に買って取り付けて、利用はできるのですがわざわざ買う必要はないでしょう(笑)
ノートパソコンのデメリット
ノートパソコンにはメリットがありますが、デメリットもあります。
筆者がノートパソコンを買って、デメリットに感じたことをお伝えしていきます。
ディスプレイに目が近くなる
ノートパソコンの場合は、ディスプレイとキーボードが一体型になっているので、どうしてもディスプレイに近づいてしまいます。
デスクトップパソコンの場合は、キーボードとモニターの位置が離れているので、目が痛くなりにくいです。
ノートパソコンの場合は、長い時間ディスプレイを見続けていると、目が痛くなるというデメリットもありますね。
ディスプレイの大きさに制限がある
ノートパソコンはインチサイズで、パソコンの大きさが変わってくるので、ディスプレイの大きさも制限ができます。
ワイド画面だと言っても、それほど大きな画面ではないことが多いです。
大画面で使用したい場合は、ノートパソコンは不向きと言えるでしょう。
同じ性能ならデスクトップの方が安い傾向にある
ノートパソコンと同じ性能のデスクトップパソコンは、値段が安い場合が多いです。
ただ、筆者がパソコンを買う場合は、値段よりも利用する環境によって選んでいくことが多いです。
たとえば、スペースが狭いテーブルに置いて、作業をするためにパソコンを買おうという場合は、迷わずノートパソコンを買います。
さらに細かく選んでいく場合は、世代別で検討することもありますね。
本記事はノートパソコンとデスクトップパソコンの違いを記載した内容なので、世代別での購入ポイントは割愛させていただきます。
値段が安いパソコンが欲しいという場合は、デスクトップパソコンを買ったほうが良いでしょう。
それでも、置き場所が狭いという場合は、妥協して中古パソコンを選ぶというのも一つの方法です。
内蔵機器の増設は非常に困難
ノートパソコンも内蔵機器の増設や交換は可能ですが、モデルによっては難易度が上がる場合もあります。
筆者が過去に使用していたデルのノートパソコンも、カバーが一体型でしたので開けるのに苦労したことがあります。
内蔵機器の増設や交換を前提に開発されたノートパソコンなら、難易度はかなり下がるのかもしれませんが、初心者は何もしないほうが良いでしょうね。
性能アップをすれば自然と熱の発生率が高くなるデメリットもありますが、メモリ増設やハードディスクの交換が、楽しいという場合は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
ノートパソコンを選ぶことで何が変化する?
ノートパソコンを選ぶことで、買ってすぐに初期設定をしたら、使用することができます。
デスクトップパソコンとノートパソコンを比較すると、ノートパソコンのほうが買ってから起動までの時間は、かなり短縮されると思われます。
ノートパソコンの場合は、ディスプレイはサイズが制限されていますが、すぐに使用するとか外でも使用するという場合は、買っても損はないと言えますね。
配線がごちゃごちゃしないので、火事の原因にはつながりにくいと言えます。
やっぱり最新パソコンが良いの?それとも中古パソコン?
パソコンを選ぶ場合は、最新のモデルを買うか中古にするか、非常に悩む部分もあるでしょう。
パソコンにかける費用を抑えたいなら、迷わず中古を買ったほうが良いです。
しかし、中古パソコンと最新モデルのパソコンと、ほぼ同じような値段の場合もあるので、非常に悩んでしまうこともあるでしょう。
次は、最新パソコンと中古パソコンの、「ココが良い」という部分を筆者値独断と偏見、そして経験に基づいてお伝えをしていきます。
最新パソコンのココが良い!
最新パソコンの場合は、どれを選んでもそれなりの性能が多いです。
また、新しい技術も採用されていることが多いので、それなりに便利なパソコンとなっていることもありますね。
筆者の経験では、最新パソコンを買ったときに「これは良いなぁ」と感じたのは、サクサクと動作するという点でした。
さらに、外見がキレイなので、使うのも気持ち良いものです。
値段は高いですが買う前に、色々と容量アップができるのも、ありがたいと感じます。
中古パソコンのココが良い!
中古パソコンの「ココが良い」と感じたのは、値段の安さ以外にありません(笑)
中古パソコンも選び方によっては、ストレスフリーで使用できますよ。
選び方やトラブルなどを考えると、多少の知識はあったほうが良いのかなと思います。
中古パソコンの場合は、気兼ねなく分解できるし、万が一傷をつけてしまっても何も感じないのが良いですね。
用途に合わせスペック選ばないと後悔する?
パソコンを買う場合は、妥協するのも一つの方法です。
しかし、ヨウトに会わないパソコン選びは、後悔する可能性もあると考えたほうが良いでしょう。
たとえば、負荷の高いネットゲームをプレイするのに、値段の安さだけを求めて買った場合は、スペック不足でゲームができない場合もあります。
さらに、文章を書くだけとかネットサーフィンだけという場合は、高スペックのパソコンは高いだけで無駄になりますね。
なので、用途に適したパソコンを買うことによって、無駄のない買い物が可能となるのです。
何を選べば良いのか分からない場合は、パソコン専門店で店員に相談をするほうが良いでしょう。
まとめ
パソコンを買おうと考えた場合は、ノートパソコンにするかデスクトップパソコンにするか、非常に悩むところでもあります。
用途によってはノートパソコンのほうが良いでしょうし、デスクトップパソコンのほうが最適という場合もあります。
筆者の場合は、ノートパソコンとデスクトップパソコンを所有してますが、用途に応じたスタイルが2つパソコンを所有する結果になっただけです。
別に2台パソコンが絶対あったほうが良いわけでもなく、用途に応じてノートパソコンを買うのも良いでしょう。
ネットゲームをプレイする場合や動画作成をするという場合は、迷わずデスクトップパソコンを選んだほうが、スペック的にも余裕が生まれますね。