転校したくない、嫌な小学生、中学生へ転校経験者から伝えたい事

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急に転校をするといわれている子供たちも多いと思う。

会社から提供されている住居(社宅)から出ることが必要になるので、どうしても今住んでいる場所から変わる必要がある。

東京から大阪へ行くなどは多くあるので、その場合は家族が残るという事は難しい。

そのため、どうしても転校をすることになった際に、転校の経験者から伝えよう。

まず、どのぐらい転校をしたかといえば、小学校は4校、中学校は3校に通った。

1年から1年半で転校をするという状況だ。

転勤がある会社は?

お父さん、お母さんが会社務め(サラリーマン)をしていて、全国に支店があるような会社は立派な会社であることが多い。

大きな会社(大企業)は全国、海外に支店があることが多く、そのような会社は転勤が多い。

まずは全国の中小企業と大企業の割合は以下の通りだ。

会社数(割合) 従業員数
大企業 1万社(0.3%) 1,127万人(23.5%)
中小企業 380万社(99.7%) 3,667万人(76.5%)

中小企業の定義は常勤の従業員数で決められている。

製造業その他 卸売業、サービス業 小売業
中企業 300人以下 100人以下 50人以下
小企業 20人以下 5人以下 5人以下

そのため、転勤があるというのは大企業の一つの目安だ。

転勤が多い時期は?

6月、9月、12月、3月は会計の締めがあり、転勤が多い時期だ。

特に9月、3月は1年間の半分という一つの区切りがあるので、異動の時期となる。

そのタイミングで住んでいる場所から勤務地が変わり、家族も一緒に引っ越しをすることが多い。

でも、引越しが重なり、引越し業者もトラックの手配ができずに、最近は時期が分散をする状況となってきている。

そのため、すこしずつ春休みや夏休みの終わりでは無くて、学期の途中でも転校をすることもあるだろう。

転勤、転校の良いところ

転校は嫌な事ばかりではなく、良い面もある。

日本地図に詳しくなる

旅行ではなくでその土地に住むという事は、住む都道府県だけではなく、その周りの都道府県の知識も増えて、日本地図も頭に自然と入ってくるだろう。

毎日、天気予報などをみるとその地域の特性などが分かる。

また、その土地の山脈、川、海、県庁所在地、特産品などいろいろな知識が自然と身につくはずだ。

旅行の範囲が広がる

東京に住んでいれば、関東周辺は車で1~2時間で神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県など近隣の県に訪れることができる。

東京から大阪に引っ越しをすれば、同様に兵庫県、京都、奈良県、三重県など同様にすぐに行くことができる。

それぞれ新しい土地、お土産、観光地などに行くことが簡単にできるようになる。

大型のテーマパーク、例えば東京ディズニーランド(千葉)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪)、ひらかたパーク(大阪)、横浜・八景島シーパラダイス(神奈川)、富士急ハイランド(山梨)、ナガシマスパーランド(三重)、ハウステンボス(長崎)などだ。

全国各地に友達ができる

今の友達との別れはあるが、新しい友達、知り合いもできるだろう。

今はLineやInstagram、FacebookなどSNSがあるので、大人になっても全国各地の友達とつながることが簡単だ。

そのため、大人になって旅行や会社の仕事でいろいろな土地に行った際に、友人と会うということができる。

昔住んでいた家だとか学校だとか、思い出がある場所で友人に会うことは素敵な事だ。

コミュニケーション能力が高まる

転校というのは30~40人のクラスに強制的に加わり、全員知らない人たちの中に入って学校生活を送ることになる。

そのため、必然的にコミュニケーションを取る必要性が出てきて、知らない人に話しかけたり、話しかけられたりしてきて自分の立ち位置を固めていくことになる。

この経験は非常に強みになり、高校、大学、社会人になって生かされる。

初めての人とも仲良く関係づくりをするのが社会人なので、その経験を小中学生から行ってきた人は強いし、コミュニケーション能力が高いことが多い。

例えばアルバイトや会社に就職面接などで、「小さい頃から転校が多く、誰とでも良い関係を築けます」という自己紹介をする人がいれば、この人は実の体験からコミュケーションは問題ないと良い評価を受けられるだろう。

転校を防ぐ方法

さて、今までは転校のメリットを紹介してきた。

それでも、どうしても転校が嫌という人には、親を説得するしかない。

その方法を親目線から紹介をしよう。

母親(父親)を味方につける

父親が働いている会社の関係で、転校をするという場面が多いとは思う。

母親の関係でという場合もあるので、その場合は「父→母」と読み替えて読んでほしい。

子供が保育園、幼稚園、小学校低学年のうちは子供たちの抵抗も少なく、家族で転勤ということが多い。

父親があまりにも権力が強い家では難しいかもしれないが、母親を味方につけて単身赴任(父親だけ移動)にもっていく方法だ。

そのためには

1.家(一戸建て、マンション)を購入してもらう

2.私立の学校に入学する

3.学校の寮などに入る

4.行きたい学校を決めて、塾などで勉強を頑張る

など、どうしても住む場所を変えられない状況をつくることだ。

そして、母親を味方につけて父親を説得してもらう。

母親と子供が強い思いで父親の説得にはいれば、状況が変わる可能性が大きい。

逆に母親を味方につけることが出来なければ、転校しか方法は無いだろう。

父親は子供の将来を一番に考えているので、母親から将来のために今の土地に暮らしたいと強く言われれば従うしかない。

転校は嫌な事ばかりではなく、新しい友達ができたり、その地域を知るチャンスだ。

今の友達と別れて悲しい気持ち多いとは思うが、今以上に楽しい事も多いので、嫌かもしれないがきっと良い経験になるはずだ。

小学校は4校、中学校は3校に通ったおじさんが断言する。

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