コロナウイルスによるクラブ、キャバクラ、フィリピンパブの心配

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新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)が2020年1月より感染が拡大をしてきている。

2020年3月には学校が休校となり、子供たちが自宅で過ごす必要が出てきた。

そんな中、世の中の男性が心配するような夜の街に悪影響が出てきている。

それは接待や2次会の自粛、中止による夜の街の売り上げ減少だ。

まずは2020年3月10日時点で分かっている新型コロナウイルスについて記載をしよう。

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)とは?

厚生労働省によると

人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」だ。

このうち4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症で治癒する。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」となる。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られている。

新型コロナウイルスの感染方法

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。

(1)飛沫感染 感染者の飛沫

くしゃみ、咳、つば などと一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。

感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき

(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れる

感染者のウイルスが周りの物に付き、未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

新型コロナウイルスの症状

新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症であり、既に回復している人もいます。 国内の症例を分析すると、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多い。

一部の症例は、人工呼吸器など集中治療を要する、重篤な肺炎症状を呈しており、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。現時点までの調査では、高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられます。

クラブ、キャバクラ、フィリピンパブの危険性

さて各地のクラブ(踊るクラブでは無い)、キャバクラ、フィリピンパブ、スナックなど女性が男性をもてなす店は日本全国にたくさんある。

隣に座って接客をしたり、一緒にカラオケをしたりするので、濃厚接触の機会が多い。

北はすすきの(札幌)、国分町(仙台)、歌舞伎町、赤阪、六本木(東京)、錦(名古屋)、新地(大阪)、広島、中洲(福岡)などなど数多い。

そんな夜の店でも感染者の報告がされてきた。

1.大分 ラウンジサザンクロス大分

2020年3月3日に大分市内の飲食店「ラウンジサザンクロス大分」従業員の30代女性の感染が確認され、大分県は女性の同僚約30人のほか、同店を訪れた客らに濃厚接触者がいないかどうかも調べているということ。

(1)下関市の40代の会社員男性が2月に大分県へ出張した際、サザンクロス大分を訪れていたことが判明。男性の妻と子への感染も確認された。

(2)愛知県内の40代の男性がサザンクロス大分を訪れていたことが判明。この男性、及び男性の同僚が新型ウイルスに感染していた。

2.名古屋 フィリピンパブ カラオケ喫茶YOU&ME

2020年3月6日に新型コロナウイルスに感染した愛知県蒲郡市の50代の男性が、検査で陽性と確認された後、自宅待機を要請されたにもかかわらず、市内の飲食店2軒をはしごしていたことが判明。フィリピンパブでは女性を横につけてカラオケに興じていた。

その後に店はしばらくの間、自主休業をすることを発表した。

2020年3月12日に男性の席から約10m離れた場所にいた別の女性店員(30代)がコロナウイルスに感染をしていることが発表された。

感染した女性は男性との接触はなかったが、男性が入店した直後に寝転んでいたソファに、男性が離れた約2分半後に座り、それから化粧などをしていたという。

接客をした30代の女性従業員については3月14日の時点で発表は無い。

「コロナうつしてやる」と店に訪問をしていたので、店は営業妨害で警察に届けを行い、受理された。

3月18日に愛知県内の病院でこの男性が死亡したことが発表された。

肝細胞がんの持病があったということだ。

3.札幌ススキノ ライブバー「Sing Sing Sing(シング シング シング)」

ライブバーに勤める60歳代女性から客の会社員男性2人に感染した疑いがあるとして、店名を公表して注意を呼びかけた。20~60歳代の女性店員3人は、ステージで歌を披露したり、客のカラオケをサポートしたりしていた。

60歳代女性と同居する家族2人もこれまでに発表された感染者ということだ。

さらにこのライブバーの関係者、顧客、家族などで20人以上の感染が発表されている。

4.横浜市のスナック

横浜市内の70代の男性がエジプトに2月16日~23日旅行をし、2月25日に発熱、3月5日に陽性が判明した。

2月26日には横浜市内のスナックに訪問している。

2月25日、26日,27日,29日日、3月1日には 横浜市港北区にある施設「トレッサ横浜」内の『セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)』も利用している。

5.銀座、六本木の高級クラブ

2020年3月27日にyahooニュースで以下の見出しで配信された。

銀座や六本木、高級クラブで「夜の街クラスター」発生か

記事:読売新聞オンライン 2020年3月27日

記事によると、

専門家で組織する厚生労働省のクラスター(感染集団)対策班が、夜間を中心に営業する飲食店などで感染が広がっている可能性が高いとの見方を強めている。
関係者によると、複数の感染者が銀座や六本木の高級クラブなどを利用していたことが調査で判明した。

ということで、yahooニュースのトップページに掲載され、多くの人が目にすることとなり、ますます夜の街に人がいけなくなる事態となったと思う。

6.バーやナイトクラブ

記事:NHK NEWS WEB 2020年3月30日

小池都知事が記者会見で発表をした。

接待伴う飲食店利用は当面自粛を

感染経路が不明な症例のうち、バーやナイトクラブなどでの感染が多発していることを明らかにし、「若者については、カラオケやライブハウス、中高年についてはバーやナイトクラブなど、接待を伴う飲食店などに行くことは、当面控え、自粛していただきたい」と述べました。

接待が伴う飲食店とはいわゆる若者がいくクラブとは違うクラブ、キャバクラ、スナック、ガールズバー、フィリピンパブ、韓国パブなどの外国人が接待してくれる店を指している。

7.ナイトクラブ「シャルム」 岐阜

岐阜市の繁華街・柳ケ瀬で接客を伴う飲食店の従業員3人と利用客4人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。

感染者は接客担当の30代女性2人と30代男性従業員の計3人

すでに岐阜、愛知両県で感染が確認されたお客さんの20代男性2人、40代男性2人の計4人のグループが3月25日に利用していたことが判明。

8.キャバクラ「CLUB GRANDE」 大宮

2020年6月30日にさいたま市が女性キャスト10人、男性従業員2人の合計12名が感染したと発表をおこなった。

当時は1日に30~50人が来店していたということで、来店客の感染も疑われている。

9.フィリピンパブ「ソシアリスタ」 東京足立区

2020年7月20に竹ノ塚のフィリピンパブで集団感染が報告された。

30~40代の女性従業員9名、男性従業員:3名の合計12名の感染で来店客も検査をするように区より呼びかけられている。

10.フィリピンパブ「ヴィーナス」 東京足立区

2020年7月20に竹ノ塚のフィリピンパブで集団感染が報告された。

20~50代の女性従業員7名、30代の男性従業員1名、30代の来店客1名の合計9名の感染が報告された。

すでに来店客も感染をしているので、今後も感染が増えることが予想される。

11.NEW CLUB 貴羅々(キララ) 岡山県

20代女性従業員:3人、40代女性従業員:1名と20代の男性客の感染が発表された。

12.キャバクラ 「Brillia ブリリア」 浜松

2020年7月25日に5人の女性従業員が感染し、従業員やその同居者、客などの160人超を濃厚接触者として、PCR検査(遺伝子検査)の実施を急ぐと発表をした。

クラブ、キャバクラ、スナックなどの経営者、従業員からの声

夜の店を経営している経営者、働いている女性従業員、スタッフなどのニュースを簡潔にまとめてみた。

会社の経費で利用する接待で利用をしていたお客さんが来なくなり、夜の街は閑散としている。

歩合制や時給で働いているキャストなど収入が激減していたり、経営者も家賃の支払いなど苦労をしている状況が見て取れる。

1.新型コロナウイルスが高知県内経済に打撃 キャンセル相次ぐ

記事:高知新聞 2020年3月4日

高知市内のスナックの女性経営者は「返杯で女の子は稼ぎゆうのに」「お客さんはがんがん減って、もう店が傾いている」と肩を落とす。

2.キャバクラ利用でコロナに感染…男性たちからは「自粛する」の声

記事:グノシー 2020年3月7日

行きつけのスナックで働く女性からある報告を受けたという。

「キャバクラで感染者が出たというニュースを聞いて大分なら行ってないので大丈夫……と思っていたのですが、ついさっき、よく行くスナックの嬢から『府内で感染者が出た店が、うちの店の近所なんだけど……』というLINEが来て愕然としましたよ。

3.新型コロナの影響で…春休みのキャバクラバイトが激暇、女子大生達の悲痛な声

記事:めるも by GMO 2020年3月8日

「新型コロナ感染拡大の影響か、そもそも面接ですら受かりません。スカウトマンに紹介してもらっても、『今の時期は厳しいかも』と言われているようで…。

「派遣のキャバクラに登録したのですが、出勤したい日に出られない。毎週毎に出勤できる日をシフトで入れるんですが、シフトを5日間出しても出勤できるのは2日ほど。

「繁華街のキャバクラなのに、女の子の出勤は常に数人ほどしかいません。しかも、お客さんに付いていない時間は『待機カット』といって時給が半分になるんですよね。

4.「この不景気が続けば…」新型コロナ、銀座のホステスが語る”夜の街”のいま

記事:dニュース by NTTドコモ 2020年3月11日

路頭に迷うホステスが、多数出ると思います」銀座でホステスをしているという女性は言う。

「とくに、銀座、六本木などの繁華街は企業の自粛で開店休業状態。とはいえ、臨時休業させれば『感染者が出たのでは?』との噂になり今後の営業にも影響は避けられません」

「他店舗もそのようです。私たちは日給月給で、しかも売上ノルマなどもある。出勤できなければ即収入減に直結してしまうので、死活問題です。今月の収入がどのくらいになるのか、計算もできません。生活がかかっているので不安です。給与補償があるわけでもなく、先が見えません」

5.コロナに負けない!“500円風俗”赤字覚悟オーナーの戦略

記事:exciteニュース 2020年3月11日

名古屋の店舗型ヘルス「べっぴんコレクション」と、雄琴の同「べっぴんハイスクールDX」のオーナー氏だ。今月から500円ポッキリで遊べるサービスを始めている。

50分で女の子が3回転するというもの。雄琴店の場合、通常なら午前10時から午後6時までは1万3000円(指名料は別)なのだが、それが500円になっている。

「もちろん赤字覚悟ですよ。でも、お客さんが来てくれないと女の子たちも困ってしまう。私どもの店は、女の子が安心して働ける場所を目指しています。冷やかしのお客さんもいるだろうが、まずはサービスを経験してもらいたい。それでリピーターになってくれたらいい」

6.「銀座ホステスもコロナ感染」デマだった 営業自粛や臨時休業が続出

記事:東スポ WEB 2020年3月11日

スカウトマンは「自宅待機を命じられたホステスは自営業ですから、政府の補償はない。彼女たちにとっては死活問題です。このままの状態が続けば、4月には財力のないクラブの破産が続出することが予想される。ホステスたちは行き場を失いますよ」と不安を口にする

7.新型コロナのガールズバーへの影響、郊外と都市部で明暗分かれる

記事:SPA 2020年3月13日

郊外ガールズバーは常連客が中心、普段と変わらぬ賑わい

「地元客の常連が多くて、意外とお客さんが減っているといった実感はないですね」とは、練馬区某所にあるガールズバーで働いている女性の意見。

繁華街では「目に見えて減った」

5年ほど前から六本木のガールズバーで働く女性は、「平日も週末もお客さんはいつもの半分くらい。平日のキャストはいつも6~8人くらいいるんですが、私は週3でシフト入れていたのに、今月から1日減らされて週2日になりました。『空いているからゆっくり飲める』と言って、長居してくれるお客さんの割合も増えましたけど、売り上げ的には例年より2、3割くらいは減っているんじゃないでしょうか」と不安を吐露する。

8.「生きていかなきゃ」踏ん張る歓楽街・中洲 新型コロナで客激減

記事:西日本新聞 2020年3月14日

クラブで働く女性は「店で待っててもお客さんは来ない。どれだけお客さんが来て飲んでくれたかが、自分の収入に直結する。新型コロナも心配だけど、私たちは生きていかなきゃいけない」。

接客業でマスクの着用ができない女性たちに「感染は怖くないか」と問うと、「体調管理はしっかりしている」「満員電車よりまし」と答えた。

キャバクラの店長は「一番大事なのはお客様と従業員の健康。来店客へのマスク提供など最善の努力をする」。集客に苦慮する店では利用料金を半額にする「コロナ割」を導入した店も。店舗関係者は「店の利益は度外視。従業員の給料だけでも出してあげたい」

9.歌舞伎町、酔客消えた 「店内がらがら」嘆くキャバクラ

記事:朝日新聞デジタル 2020年3月27日

コロナウイルスの問題が取りざたされるようになってから、来店客は半分以下に減った。常連客の社長に来店してほしいと連絡しても、「社員に自粛をさせているのに、自分が行けるわけない」と断られた。接待に使う会社員もほとんどいない。「食事にすら出歩かないのに、キャバクラまで来るはずないよね」。接客につく女性店員が余るため、出勤調整をして、女性を普段より減らしている。

10.ススキノのスナック「売り上げほぼゼロ」 資金ピンチ

記事:朝日新聞デジタル 2020年3月29日

札幌・ススキノで経営するスナックの売り上げが3月はほぼゼロに。このままでは家賃や光熱費の十数万円が支払えない。「こんな事態は初めて。融資を受けられそうで少し安心したけど、お客さんがいつ戻ってくるのか分からない」と表情は硬かった。

今後も夜の店の従業員が感染したニュースがあれば取り上げる。

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