東京ディズニーランドの最寄り駅は京葉線の舞浜駅だ。
京葉線といえば台風、強風でよく止まるというのは、関東居住の人であれば何度か聞いたことがある話題だ。
しかし、近年は意外と止まらなくなったのでその理由を調べてみた。
京葉線の概要
京葉線は千葉の内側をはしる路線だ。
運航経路:東京 ⇔ 蘇我 43Km
運航開始:1990年
乗り入れ:武蔵野線、内房線、外房線
停車駅:17駅
東京、八丁堀、越中島、潮見、新木場、葛西林間公園、舞浜、新浦安、市川塩浜、二俣新町、南船橋、新習志野、海浜幕張、検見川浜、稲毛海岸、千葉みなと、蘇我
京葉線沿いの主な観光スポット
新木場:夢の島公園、夢の島公園熱帯博物館
葛西林間公園:葛西林間水族園
新習志野:IKEA、ららぽーとTOKYO-BAY
海浜幕張:幕張メッセ、千葉ロッテ「ZOZOマリンパーク」、三井アウトレットパーク 幕張
JFA夢フィールド(日本代表サッカー練習場 ※建設中)
稲毛海岸:稲毛海浜公園
千葉みなと:千葉ポートタワー
蘇我:ジェフ市原・千葉「フクダ電子アリーナ」
京葉線が止まる原因
京葉線が良く止まるというのは海沿いを運航しているからだ。
東京⇔蘇我間には数多くの川が流れており、その川の上に橋が架かっている。
隅田川、荒川、旧江戸川、江戸川、花見川
それ以外にも小さな運河などもあり、内陸を走るのとことなり海沿いで風も強いので影響を受ける。
JR東日本も風の影響で運休が多いために対策をおこなった。
京葉線に暴風柵を取り付けて運休が減る
JR東日本は2014年に強風対策を行う発表があり、趣旨は以下の通りだ。
1.防風柵の概要
車両に作用する風の力を低減するために設置するもの。孔のあいた鋼板やFRP材(強化プラスチック材)の防風柵を、高さ約2m(レール面基準)の位置に設置。
2.強風による運転規制の概要と防風柵設置の効果
防風柵設置により、設置区間における設置側からの風に対する運転中止基準値を変更
運転中止基準値:風速25m/s → 風速 30m/s
速度規制基準値:風速 20m/s → 風速 25m/s
3.防風柵を設置したことによる効果
防風柵を設置したことで、強風による輸送障害の頻度を減少させることが出来ている。
京葉線では、これまで7箇所に防風柵を設置した結果、防風柵がなかった場合の仮定と比較して、運転中止時間が 55%減少、速度規制(25km/h)時間が 61%減少した。
防風柵が出来たことによって風が吹くと関東最弱の路線が止まらなくなったのは事実だ。
東京ディズニーランドの最寄り駅として、多くの乗客が乗り降りする路線のため、対策は必要。
海外からの観光客も助かっているはずだ。
仮にどうしても電車が動かくなった場合は、東京からはバスやタクシーで移動をすることになる。
東京駅から東京ディズニーランドまでの電車、バス、タクシー料金
さて、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに行くのは京葉線が便利だが、運休などになった場合は別の交通手段で行くことになる。
それぞれの料金を比較してみた。
京葉線(東京→舞浜):216円(Suica等)
タクシー(東京駅→TDL):5,000円ぐらい
バス(東京駅八重洲南口5番→TDL):大人720円、小人:360円