ダイナブックR73/AをシリアルATAから、M.2SSDに交換しました。
ダイナブックR73/Aは古いノートパソコンなので、本来はシリアルATAのSSDじゃないと取り付けはできません。
しかし、筆者はM.2SSDに交換したかったので、ハードディスクを取り外し交換をしたのです。
本記事では、ダイナブックR73/AをシリアルATAからM.2SSDに交換した感想と、その後の変化についてお伝えをしていきます。
ダイナブックR73/AをシリアルATAからM.2SSDに交換!
実は、「うまくいかないだろう」という気持ちもありましたが、リカバリーデータも店員にアドバイスを受け、その通りに作成しました。
総合計で3,500円位は使っていたので損はしたくありませんでしたが、それでも一つの経験となるだろうと思い、今回は冒険を少ししてみたのです。
さて、ダイナブックR73/AをシリアルATAからM.2SSDに交換する場合に、いろいろな準備が必要です。
その準備とは、以下のようなことといえます。
・変換アダプタとM.2SSD
・工具
・リカバリーデータの作成
以上のことを、一つ一つお伝えしていきます。
変換アダプタとM.2SSD
まず、シリアルATAにM.2SSDを取り付けるためには、変換アダプタなどを準備する必要があります。
なので、筆者は「M.2 (NGFF SATA) SSD to 2.5インチ SATA 変換アダプタ」というものを、楽天市場で買いました。
どうやって見つけたのかといえば、「M.2SSD 変換アダプタ」と検索に入力して、調べたのです。
そしたら、シリアルATA仕様のノートパソコンでも、M.2SSDを取り付けられるアダプタが検索結果に表示されました。
そして、M.2SSDを取り付けられるアダプタは、何に対応しているかも調べる必要があります。
たとえば、筆者が買った「M.2 (NGFF SATA) SSD to 2.5インチ SATA 変換アダプタ」は、「NGFF」のM.2SSDしか取り付けられません。
つまり、NVMeタイプ, AHCIタイプ は非対応なのです。
工具
筆者が用意したのは、0番の精密ドライバーです。
もともと、筆者は1番のドライバーを持っていたのですが、大きすぎてダイナブックの裏カバーにあるネジに、かからなかったのです。
なので、新たに0番のネジを、ホームセンターで買ってきました。
筆者は100均の工具だけは、あまり使おうとは考えません。
確かに、最近の100均の工具も精度は上がってきていますが、それでもしっかりした工具とは言いにくいのが現状です。
ネジ山を潰したくないので、ホームセンターでマシな工具を買ってきました。
ちなみに、ネジ山を潰すということを、「ネジ山をなめる」と専門用語では、そのように言います。
リカバリーデータの作成
M.2SSDに交換する前にリカバリーデータは、ぜったに準備しておく必要があります。
その方法は、以下の通りです。
Windows10の場合は、左端にある「ここに入力して検索」という部分から、「リカバリー」と入力して検索をします。
そうすると「回復ドライブの作成」とあるので、フラッシュメモリなどにデータを作成しましょう。
ダイナブックR73/Aのハードディスクは簡単に取り外せる?
ダイナブックR73/Aはメモリ交換の場合は、裏ブタすべてではなく部分的に取り外せばOKでした。
しかし、ハードディスクを取り外そうと思えば、裏カバーのネジをすべては鈴必要があります。
ダイナブックR73/Aの裏カバーは目に見えているネジだけ、緩めて外せば良いのです。
簡単に裏カバーを取り外せるのかといえば、裏カバーを取り外すためにプラスチックのヘラみたいなものを、あらかじめ買っておかないといけません。
筆者の場合は、裏カバーをプラスチックのヘラで隙間を作り、少しずつ外していくことで裏カバー取り外しに成功しました。
慎重に取り外せば、誰でも取り外しは可能だと思えます。
ダイナブックR73/AをシリアルATAからM.2SSDに交換した変化は?
ハードディスクがついていたときは、動作がかなり遅かったのすが交換後はサクサクと起動しますし、ネットもサクサクと開くようになりました。
交換前までは、ヤフーのトップページすら開くのが遅かったですが、交換後はサッサと開くようになりました。
交換前と交換後のベンチマークテストは、上記の通りです。
まとめ
正直に言えば、ダイナブックR73/AをシリアルATAからM.2SSDに交換できるとは、全く想像すらもしていませんでした。
変換アダプタの存在も実際に調べて、偶然検索結果に表示された党感じです。
もし、変換アダプタも存在していなければ、普通にシリアルATA仕様のSSDに交換していたかもしれません。
旧モデルのノートパソコンにM.2SSDを取り付けたいという人は、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。