Tumiバッグ、カバンが色あせてきたので補修、DIYで染めてみる

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長年、利用をしているビジネスバッグが色あせてきた。

きれいな黒ブラックだったのが、赤茶くなってきたので、経年劣化はしょうがなく、まだ使えるのに新しいものと交換するのはもったいない。

そのため、何とかできないかと思案し、DIYで染めてみたので紹介をしよう

TUMI ALPHA のビジネスバッグが色あせてきた

長年利用をしているTumiのビジネスバッグはこちら。

Tumiとは吉田カバン(PORTER)と並んでビジネスマンで利用している人は多い。

愛着もあるけど、数年利用しているので、日に焼けたりして赤茶色になってきた。

既にこの型番は販売されておらず、使い勝手がよいので、まだまだ使いたい。

この素材は FTXバリスティックナイロン と呼ばれるもので、TUMIで利用されている強い生地だ。

型番:26108DH

そして上部のアップだけど、太陽の光があたると赤茶色に色あせてきている。
こちらが後ろ側。
少しくたびれ感はあるが、それでは補修をしていこうと思う。

ビジネスバッグを染める染料 DYLON(ダイロン)購入

まず、染料を用意する。
今回はこの染料。
1946年にロンドンで創業した家庭用染料メーカー、DYLON(ダイロン)をネットで購入。
https://dylon.co.jp/
こちらが説明書。袋にテープで張り付けてある。

70年以上、世界中で愛されるロングセラー商品ということで、80℃の高温でさまざまな繊維が染まるという製品。
容量 約5g(色により異なる)
染まる量 繊維250g(Tシャツ約2枚分)
染まる素材 綿、麻、レーヨン、ウール、シルク、ナイロン、塩化ビニール
染まらない素材 ポリエステル、アクリル、撥水加工などの加工のある繊維
1袋で染まる量は、繊維250g(Tシャツ約2枚分)ということで、さらに黒く染めたい場合は量を増やしたり、高温にしたりということなので、3袋を用意した。

ビジネスバッグを染めていく

それでは染めていく。

まずはTumi ビジネスバッグが入って染められる場所が必要だ。

ちょうど庭の水場がぴったりフィットする。

風雨に荒らされ、メンテナンスというかきれいにもしていないので、まずは掃除。

葉っぱとか木の枝とか、土などを取り除いていく。

頑張ってきれいにしても以下の写真ぐらいしかきれいにならなかったので、まーこれで進める。

染める場所が決まれば、あとはお湯の準備だ。

一袋で6.5リットルの80℃のお湯ということなので、3袋だと19.5リットルの計算だ。

家にある鍋でお湯を沸かし、ケトルも使いながら準備をする。

こちらはT-Falのケトル。一度に1.2Lしかお湯を沸かせない。

そのため、ここからは自己責任ということで、ちゃんと量を図るのが面倒なので、かなり目分量というか沸かせるだけのお湯で進める。おそらく10リットルも無いんじゃないかなと。。

お湯を沸かしている間に、塩も用意する。

一袋あたり30gということなので、3袋で90gの量になる。

別に何でもいいんだろうけど、とりあえず家にあった赤穂の天塩を使う。

さすがにこの塩をつくった人は染料と一緒に合わさるとは思わないだろうけど、こだわりの塩をつかう。

なんとなく電子はかりがあったので、グラム単位で図ってみた。きっちり90グラム。

写真では大きく映っているお皿は刺身のしょうゆ皿で、そちらに山盛りというぐらい。

手順としては、別のボールにいれて染料と塩を混ぜて泡だて器で混ぜると書いてあったが、ちょっと面倒なのでそのままお湯、塩、染料を投入してかき混ぜてみた。
こちらはお湯をいれた水場の容器に塩を投入したところ。
こちらがDYLONの染料。
溶けた液体ではなく、粉末が入っている。
染料を放り込んだあとに、Tumiビジネスバッグを思い切って投入。
ここからは20分ぐらいもみ洗いをするように混ぜるという工程なんだが、、熱湯に手をいれるとやけどすると思うので、庭にあった棒で全体にしみこませながらかき混ぜる。
こんな感じでバッグのはじをもって、上下を逆さまにしたり、何度も繰り返して染料をしみこませる。
20分ぐらい混ぜたら、あとは20分放置して漬け置きをする。
その際も、上下反対にしたりして全体になじませるようにする。
漬け置きが終われば、次はすすぎの工程に進む。
水で10回ぐらいすすぐということだが、本当にかなりすすぎをしないとなかなか終わらない。
すすぐ際には、ビニールの手袋は必須だ。
白の手袋を使って、どのぐらい色が抜けたのかを確認しながら作業をすすめていく。
5回目ぐらいかもしれないが、ようやく水がきれいになってきた感じ。
そして染料が出てこなくなれば、あとは干して乾かす。
こちらが乾かしたあとの写真。
赤茶色に色あせていた部分が、深いきれいな黒色になっている。
アップにしても真っ黒に染まっている。
全体的により黒色が増してきれいなバックに戻った。
内側の金属製のシリアルナンバーについては、全く染まらずに前とそのまま。
手触りについて布製の部分は変わらない。
持ち手の牛革については少しごわついてしまってたのが少し反省。
まー、もともとの色あせを対策するというは達成したので、まずはOKとしよう。

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