ワンちゃんを庭で遊ばせたい、一時的に外に出してあげたいときに利用をするのがドッグポールなどと呼ばれている道具だ。
専用のドッグポールの紹介と自作で簡易的に利用する方法を紹介しよう。
ドッグポールを自作 DIYで作成
さて、本格的なドッグポールを購入して設置をすると数万円の費用がかかる。
そのため、あまり利用しない、少しでも安いもの、特に外観などは気にしないという人は、自分で作ってしまうという方法がお勧めだ。
以下の要領で簡単に作成できるので紹介をしよう。
まずは材料を調達しに近所のホームセンターへ向かう。
屋外なので錆びない、腐らない、水に強いということで塩ビパイプを選択。
塩ビとはプラスチックの素材で、燃えにくい、耐久性が優れている(30年ぐらい)、強度も維持される、加工もしやすいということで、上水道管・下水道管用のパイプや電力線、雨どいなどの建設資材といろいろ利用されている素材だ。
太さと長さを考えて1mのものを選択。
しかも値段も非常に安い。
抜けないように地中に埋め込む側に継ぎ手も選択。
ポールのサイズにあうように「TS継手 異形T 25×20」を一つ選択。
そして、ポールに雨などで水が入らないように、蓋をするためのキャップも購入。
購入をしたのはこれらの3製品のみですごく安い。
さて、塩ビの特長として加工しやすいというものがあったが、1mは少し長かったので、のこぎりで切断をする。
木を切るように非常に簡単に切断をすることができる。
切断をしたら継手とキャップをはめてみると杖のような形になる。
こちらがポールを埋め込むための土の部分。
ここからスコップで穴を掘り、T字型の継ぎ手を下にして埋める。
埋めるまでの写真を撮り忘れてしまったが、できるだけ深く埋めて、石などを混ぜながらしっかりと土を押し固める。
こちらが完成した画像。
上のキャップがちょうどよいサイズで、キャップをはずしてリードの手持ちの部分を入れて、キャップをするとリードがちょうど抜けないぐらいの太さ。
リードをつけたアップの写真。
2匹のわんこも庭で楽しそうだ。
しかもしっかり固定されているので、リードが外れたり、倒れたり、抜けたりすることもない。
さて、ここからDIYで制作をした場合の費用をまとめてみた。
DIY 自作したペットポールの値段、費用
最終的にかかった費用は以下の通りだ。
品目 | 数量 | 金額(税込) |
水道用塩ビパイプV管(VP20×1m) | 1 | 253円 |
TS継手 異形T(25×20) | 1 | 148円 |
TS継手 キャップ TSC-20 | 1 | 49円 |
総合計 | 450円 |
450円(税込)でペットポールを制作することができた。
次に見た目を気にする、しっかりとしたものを利用したい人向けのドッグポールの紹介をしよう。
ドッグポールの紹介
ドッグポールとはペットの犬を一時的などで係留する製品の総称だ。
様々な製品が販売されており、犬種などで大きさ、力の強さや利用用途によっていくつか豊富に用意されている。
まずはぐりぐり土に差し込むタイプだ。
ドッグポール ワイヤー リードセット
ポールがトルネード形状で、土や芝生などでねじ込んで固定をする。
そのままワイヤリードとセットになっているので、首輪に取り付けて利用をする。
キャンプや公園などで一時的に利用をする際に重宝する製品だ。
次にトルネード方式ではなくてハンマーでたたくタイプの製品。
ペティオ (Petio) ドッグポール
ハンマーで押し込む製品なので、しっかりと地面に固定をされる。
ただし、注意が必要なのはしっかり固定されすぎで、抜くのに時間がかかるという声が多数。
これはしっかりと固定される反面、取り外しが大変ということなので、どちらを重視するかだ。
そして本格的に庭に固定をするタイプの製品の紹介だ。
ドッグステイ
持ち運びというのではなく、庭に固定をするタイプの製品だ。
コンクリートの上でアンカーを打ち込む本格的な製品だ。
以上、ドッグポールをDIYで制作する紹介だ。