アウトドアにおすすめカセットコンロ タフまる、Jr. 風まる比較

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キャンプやグランピングでバーベキューをする際には炭をおこして肉を焼くのが楽しい。

ただし、ちょっとお湯を沸かしたり、炭を起こして火をつけるまでもない、ソロキャンプ、車中泊などで炭を持っていくのが大変な時などはカセットコンロが非常に便利だ。

そんなカセットコンロのなかで、アウトドアで設計されている非常に素晴らし商品を紹介しよう。



まずはおすすめのカセットコンロを作成しているメーカーの紹介だ。

岩谷産業株式会社

社名 岩谷産業株式会社
創業 1930年5月5日
設立 1945年2月2日
東京本社 東京都港区西新橋3-21-8
大阪本社 大阪市中央区本町3-6-4
資本金 350億96百万円
売上高 4,729億54百万円(連結ベース 6,867億71百万円)
事業所数 84ヵ所(国内78・海外6)
従業員数 1,275名(2020年3月31現在)
連結従業員数 9,849名(2020年3月31現在)
連結子会社 106社(2020年3月31現在)

LPガス分野でトップシェアを誇る総合エネルギー企業で、①LPガスを中心とした総合エネルギー事業、②産業用の広範囲なガスや機械設備を扱う産業ガス・機械事業を基幹事業、③マテリアル事業、④自然産業事業など4つの事業分野で事業を行っている企業だ。

そのなかの①LPガスを中心とした総合エネルギー事業分野でカセットこんろを製造販売しており、日本ではトップシェアだ。

その中で紹介をしたいのがアウトドア用品のタフまるだ。

カセットフー タフまる

耐荷重20kg・ダッチオーブンOK・風に強いアウトドアクッキングをとことん楽しむカセットこんろだ。

ポイントは以下の6項目だ。

1.空気は通しても風は通さない ダブル風防ユニット

この機能の説明は以下の通り。

「外風防」で外側からの風を遮断、内側の風も「内風防」でさらに遮断をしながら、燃焼用の空気はしっかりとバーナーに届く構造だ。

2.火足が短く風の影響で火が消えにくい 多孔式バーナー

多孔式とは火がでる場所に多くの穴が開いており、一つ一つの穴から火が出て全体を燃焼させることができる。

一般的なガスコンロの形状と比較をすれば、違いがはっきりする。

参考までにイワタニの通常のカセットコンロの形状は以下の通りだ。

3.熱に強くて屈強なアルミダイキャスト製スタンド

屋外での利用を想定し、しっかりと固定できるように頑丈なアルミ製だ。

4.耐荷重20kg ダッチオーブンOK

20kgまで重さに耐えられるというのであれば、大抵のものは熱しられる。

それ以上の重さの料理は何がある?というぐらいの耐荷重だ。

5.持ち運びに便利で収納もスッキリ 専用キャリーケース

カセットコンロをアウトドアで利用する際に、購入した当時の段ボールに収納することが多い。

利用するに従い、箱がつぶれて、雨などに濡れた時にはグニャグニャになってしまう。

そのため、すっきりと収納ができるケースは非常にありがたい。

6.楽しみが広がるアクセサリーシリーズ

カセットフー専用アクセサリーシリーズ(別売)が用意されているので、焼肉、グリル、網焼き、お好み焼きなど様々なタイプで利用をすることができる。

 

 

 

さて、タフまると同様にカゼに強い弟分も販売されている。

それがタフまるJr.だ。

タフまるJr.

ソロキャンプや少人数に適したコンパクト設計の製品だ。

1.ソロキャンプや少人数に適したコンパクトサイズ

タフまるとの大きさの比較は上記の通り。

60%程度のサイズになるので、荷物を小型化したい人には便利な製品だ。

2.空気は通しても、風は通さない ダブル風防ユニット

外側風防と内側風防の2段階のプロテクトで風を遮り、ごとくの上にのる鍋や調理器具の大きさ、形状にかかわらず、安定した遮風効果が得られる。

3.火足が短く、風の影響で炎が消えにくい 多孔式バーナー

4.熱に強くて頑強なアルミダイキャスト製スタンド

5.耐荷重10kg・ダッチオーブンOK

6.持ち運びに便利で収納もスッキリ 専用キャリングケース

7.イワタニカセットガス利用、小型のジュニアも使用可能

 

火力はそのままで、携帯性がアップした製品だ。

大きな鍋は熱することができないが、利用用途によっては重宝する製品で、ターゲットを明確にしたことにより、販売が伸びている。


そして、タフまる、タフまるの兄弟分として風まるⅡも発売されている。

カセットフー 風まるⅡ

リビングでもアウトドアでも活躍をする「ダブル風防ユニット」で、風に強いカセットこんろだ。

1.燃焼に必要な空気を取り入れ、風は通さない ダブル風防ユニット

2つの風防を備えることで、ごとくの上にのる鍋や調理器具の大きさ、形状にかかわらず、安定した遮風効果を得ることができる。

2.耐荷重15kg  寸胴鍋で炊き出しや野外イベントにも活躍

3.持ち運びと収納時に便利 専用キャリングケース付き

こちらも化粧箱ではなく、専用のハードケースが付属している。


タフまる、タフまるJr.、風まるⅡの性能比較

さて、それぞれ似た製品で最適な製品を選択できるように比較をしよう。

内容 タフまる タフまるJr. 風まるⅡ
商品コード CB-ODX-1 CB-ODX-JR CB-KZ-2
本体サイズ mm

幅×奥行×高さ

341×283×129 286× 192.5 × 122 357×278×115
ケースサイズ mm幅×奥行×高さ 372×362×136 320 × 252× 135 400×339×129
重量 約2.4kg(ケース込重量:約3.9kg) 約1.6 kg(ケース込重量:約2.5kg) 約2.2kg
材質 本体:鋼板

トッププレート:ホーロー用鋼板

ごとく:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)

バーナー:鋼板(ステンレス)

器具せんつまみ:ABS樹脂

本体:鋼板

トッププレート:ホーロー用鋼板

ごとく:ホーロー用鋼板

バーナー:ステンレス鋼板

器具せんつまみ:ABS樹脂

本体:鋼板(粉体塗装)

風防ユニット:ホーロー用鋼板(ホーロー加工)

バーナー:真ちゅう

器具せんつまみ:ABS樹脂

キャリングケース:高密度ポリエチレン

バーナー 多孔式 多孔式 外炎式
最大発熱量 3.3kW(2,800kcal/h) 2.3kw(2000kcal/h) 3.5kW(3,000kcal/h)
ガス消費量 約236g/h 約169g/h 約250g/h
連続燃焼時間 約75分 イワタニカセットガス、パワーゴールド使用時:約102分、カセットガスジュニア使用時:約45分 約66分
点火方式 圧電点火方式 圧電点火方式 圧電点火方式
容器着脱方式 マグネット方式 マグネット方式 マグネット方式
使用できる鍋の大きさ 鍋底の直径が24cm以下(小さい鍋は鍋底が16cm以上) 上面の内径が20cm以下(小さい鍋は鍋底が11cm以上) 鍋底の直径が24cm以下で、鍋の側面部が容器(ボンベ)カバーの上にかからないもの。
(小さい鍋は鍋底の直径が16cm以上)
耐荷重 20kg 10kg 15kg
生産国 日本 日本 日本
発売日 2018年2月 2020年8月 2019年4月
実売価格 6,000~7,000円 8,000円~9,000円 5,000~6,000円
用途 アウトドア中心 アウトドア中心 アウトドア 兼 屋内

上記の違いから考えるとアウトドアで利用をする場合は、タフまる、タフまるJr.が選択しになる。

そして、一人キャンプや少人数の利用が中心であれば、タフまるJr.が候補になるだろう。

アウトドアや自宅でも利用をし、できるだけ安価な製品を選びたいというのであれば、風まるがおすすめだ。

タフまるの購入レビュー

さて、タフまる、タフまるJr.、風まるの比較を行ったが、家族で利用をすること、車に積んで利用をすることが中心となるので、携帯性よりはより利便性を考えてタフまるを購入した。

今回はタフまるのレビューをしよう。

まずは外観。

ケースにボール紙にくるまれており、すべてに段ボールで覆われてはいない。

そのため、購入前にケースに傷がついてしまうことも考えられる。

そしてこちらが反対側。

早速、ケースを開封。

ごとくがビニール袋でおおわれており、傷がつかないようにカバーされている。

ビニール袋を取ったところ。

ごとくを取り付けたところ。

風除けがしっかりとバーナーに風を防ぐ構造だ。

ごとくを外した写真。

多くの穴から炎がでてくる多孔式のため、火が消えにくい。

こちらがキャリングケース。

しっかりとカセットコンロが収まり、周りに傷がついても中身のカセットコンロはきっちりと保護されている。

火をつけるとかなり火力も強く、海で利用をしたが全く火が消えることはなかった。

この商品はぜひおすすめだ。


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