釣りを始めたばかりの人はどんな釣竿を選んだらよいかわからない。
まずは一番安い1,000円~2,000円ぐらいで販売をされているリールとセットで販売をされている竿でまずはよいだろう。
だんだん利用をしていくうえで、周りの人がかっこいい竿を持っていることにあこがれとかうらやましいと思った頃が新しい竿を購入するタイミングかもしれない。
そんなタイミングでまずは選んで後悔のない釣竿を紹介しよう。
釣竿(ロッド)の選択方法
釣竿は釣る対象魚によって様々なタイプが販売されている。
釣りたい対象魚が決まっている人は、竿の選択はかなり絞ることができる。
初心者の方は特に決まっておらず、とりあえず釣りを始めたいという人が多いだろう。
そこで釣竿(ロッド)を選択を非常にざっくりと紹介しよう。
磯、防波堤用の釣竿(ロッド)
伸縮タイプで3m以上から比較的長めの釣竿(ロッド)が選択されることが多い。
子供が利用する場合は、もう少し短くて使いやすい方が良い。
投げ釣りの釣竿(ロッド)
磯、堤防釣りより少し短めの2mぐらいから選定する。
砂浜から遠投をする場合は4mぐらいの長いものを利用する人もいる。
投げた長さは竿の長さ、振り出すスピード、つけているオモリによって距離が変わってくるので、遠くに遠投をしたい人は長めの竿を利用することになる。
船用の釣竿(ロッド)
船釣りの竿は短い竿を利用する。
船に乗っても操作しやすいように、周りに影響がないように、糸を垂らせばすぐ海のポイントなので、長いと操作が困難だからだ。
釣竿メーカー SIMANO(シマノ)とは?
まずは今回紹介する釣竿を開発、製造しているメーカーを紹介しよう。
社名 | 株式会社シマノ |
英文社名 | SHIMANO INC. |
本社 | 〒590-8577 堺市堺区老松町3丁77番地 |
創業 | 1921年2月(大正10年) |
設立 | 1940年1月(昭和15年) |
資本金 | 356億円 |
事業内容 | 自転車部品、釣具、ロウイング関連用品等の開発・製造・販売 |
従業員数 | シマノ本社:1,379人 連結:11,380人 |
サイト | 公式サイト |
大正10年(1921)年に創業された老舗の会社で、世界中に製造拠点、販売拠点があり、自転車、釣り、ボート、ライフスタイルに関連する製品の製造、開発、販売をしているメーカーだ。
シマノの釣竿
シマノからは低価格なモデルから高価格な製品まで様々な釣竿が販売されている。
その中で、安価でいながらバランスのとれた製品が「LUREMATIC(ルアーマチック)」だ。
まずはこの1本を持っておけば、様々な釣りに対応をすることができる。
LUREMATIC(ルアーマチック)のスペック
製品名についている英語、数字の意味は以下の通り。
S70UL-3
S(スピニングリール用)+70(7インチ/2.13m/竿の全長)+UL(ウルトラライト/硬さ)+3(竿の本数)
S76UL-4
S(スピニングリール用)+76(7.6インチ/2.29m/竿の全長)+UL(ウルトラライト/硬さ)+4(竿の本数)
S80L-4
S(スピニングリール用)+80(8インチ/2.44m/竿の全長)+UL(ライト/硬さ)+4(竿の本数)
S86ML-4
S(スピニングリール用)+86(8.6インチ/2.59m/竿の全長)+ML(ミディアムライト/硬さ)+4(竿の本数)
S90ML-4
S(スピニングリール用)+90(9インチ/2.74m/竿の全長)+ML(ミディアムライト/硬さ)+4(竿の本数)
S90ML-4
S(スピニングリール用)+96(9.6インチ/2.9m/竿の全長)+ML(ミディアムライト/硬さ)+4(竿の本数)
釣竿(ロッド)の硬さは以下のように分けられているが、硬さによって釣竿をそろえていくととても大変なので、そんなぐらいなんだということでまずは大丈夫。
略称 | 表記 | 意味 |
UL | ウルトラライト | とても柔らかい |
L | ライト | 柔らかい |
ML | ミディアムライト | 少し柔らかい |
M | ミディアム | 普通 |
MH | ミディアムヘビー | 少し硬い |
H | ヘビー | 硬い |
XH | エクストラヘビー | とっても硬い |
LUREMATIC(ルアーマチック)の適応釣種
人気のルアーマチックシリーズに、2020年7月にモバイルタイプのルアーマチックMBが発売された。
今までの釣竿は2本を連結するタイプが多かったが、持ち運びを想定して倍の3~4本に分割するタイプとなり、釣り場までもっていくことが楽になった。
車のトランクにも横向きで入れて置けるサイズだ。
さて、ここから初心者に最適なバス釣りなど様々な用途で利用できる釣竿(ロッド)のレビューだ。
LUREMATIC MB S86ML-4(ルアーマチック)
さて、S86MLには2種類の製品が用意されている。
S86ML・・・2分割
S86ML-4・・・4分割
つまり、竿を2本連結するのか4本連結するのかの違いだ。
できればつなぎ目が少ない方が軽いため良いのだか、持ち運びに不便だ。
車で移動をする場合には縦に入れるスペースがあればよいが、4分割の場合は横に入れることができる。
そのため、ひっかけて壊す可能性も低くなるので、常に車に入れておくなどということが4分割の場合はできる。
今回は初心者にも最適な製品「MB S86ML-4」を購入してみたので紹介をしよう。
長さを測ってみると、おおよそ70cmぐらいに分割をされている。
そして4本を連結させて長さを測ったところ。260cm前後の長さだ。
こちらが説明書。あまり読むことはないけど。
こちらが商品タグ。
使い勝手が良い竿は1万円を出せばおつりが出るぐらいの金額だ。
ただし、人気があるので近くの釣具屋で売り切れで置いていない可能性もあるので、その時はネットでも販売されているので安い店舗を探してみよう。