長年、生活をしているとどうしても様々な箇所が故障をしていく。
10年もたてば、トイレのライトの電源スイッチなど何度、ON/OFFしているんだろうと思う。
今回、スイッチの反応が悪くなってきたので、交換をした方法を紹介しよう。
電気スイッチの交換ができる資格について
まず、スイッチを交換するためには、「電気工事士」の資格が必要だ。
その資格がない人は残念ながら資格を持った工事会社に依頼をすることになる。
スイッチ交換の費用は地域や工事会社によっても差があるが、おおよそ5,000円~15,000円程度だ。
ただし、部品は数百円から1,000円ちょっとなので、多くは技術料金が占める。
確かに、人が1時間程度の作業をするためには、行きかえりの時間も考えるとそれなりの工賃が無いと経営が成り立たないので、必要経費として考えよう。
電気スイッチの交換方法
では、スイッチを交換する技術力が高いかというと、実はそんなに高い技術が必要ということはない。
ここからはあくまでも資格を持っているという前提で、実際に交換をする場合の手順などを紹介していこうと思う。
まず最初にスイッチの調達だ。
単純にスイッチの部品だけであれば150~300円程度でホームセンターやamazon、楽天などで購入ができる。
で、実際にホームセンターで販売をしていた商品は以下の通り。
値段も150円ほどで一番安い部品。
正面からみるとこんな感じ。何も面白くもない普通のスイッチ。
部品を購入したら早速取り換え作業を行う。
まずはスイッチを交換する部分のブレーカーを落とす。
トイレ単独で設定はされておらず、「5.玄関、廊下」でひとまとめにされていたので、その部分を落とす。
これはちゃんと確認をしないといけないので、ブレーカーを落としてから、トイレの電気がちゃんとつかないかどうかを確認する。
ブレーカーが落ちれば、次はスイッチの交換作業だ。
まずはカバーをとりはずず。
爪を利用して簡単に取り外すことはできるが、爪を傷つけたくない人はマイナスドライバーを利用しよう。簡単に取り外しができるはずだ。
カバーを取り外した写真。
次に行うのは、外側のネジをとりはずして、カバーを取り付けていた下側のプラスチック部品を取り除く。
そして内側のネジも取り外すと金額にとりついている部品が引っ張りだせるはずだ。
ここで取り外した部品を接続されている電源ケーブルからハズしていく。
ケーブルが取り付けられている横のくぼみにマイナスドライバーを差し込めば、少しコツはいるけどケーブルが抜ける。
なかなかすんなりとはいかなかったが抜ける。
ケーブルを取り外したら交換をしたいスイッチと金具のみになった。
ここからは様々なタイプがあるが、今回は上の写真のように金具をまげて取り付けられていた。
そのため、ラジオペンチなどで金具の曲がりをもとに戻して、壊れている部品を取り外す。
最終的に取り外して金具だけとなる。
ここまでくると、後は今とは逆の流れで スイッチ部品の取り付け → ケーブルを取り付け → 金具+スイッチ部品を壁に取り付けということで完成。
かかった時間は30分程度。
慣れている人であれば、15分程度で簡単に交換をすることができる作業だ。
この作業は高い技術は不要で、ドライバーを利用できる、ケーブルの取り扱いがわかる人であれば、問題なくできる。
あくまでも電気工事士の免許を持っているといことが前提だけど。。