ゲーミングキーボードといっても、多くの種類と軸があるので選ぼうと考えた場合は、かなり悩むところではないでしょうか。
いろいろあるゲーミングキーボードの中でも、赤軸は静かなほうです。
しかし、赤軸と一言で言っても、メーカーによってはタイピング音が異なったり、クリック感が違ったりします。
さらに言えば、値段もいろいろと違いがあるので、本記事ではゲーミングキーボード赤軸のおすすめモデルと、赤軸の特徴などをお伝えしていきます。
ゲーミングキーボード赤軸のおすすめモデル
ゲーミングキーボード赤軸のおすすめモデルを、紹介させていただきます。
ゲーミングキーボード赤軸については、いろいろなメーカーから販売されているのですが、その中から4つの選りすぐりを紹介します。
Corsair K70 MK.2
ゲーミングキーボード赤軸の中で、「これを買えば間違いない!」というモデルは、「Corsair K70 MK.2」です。
押下圧:45g
アクチュエーションポイント:2.0mm
接続方式:有線
耐久性:5,000万回
機能性
・Nキーロールオーバー、100%アンチゴースト
・8MBのオンボードメモリで最大3つのプロファイルをロード可能
・マルチメディアコントロール付き
「Corsair K70 MK.2」を使用しているプロゲーマーは、かなり多いといわれています。
赤軸は人気があるゲーミングキーボードですが、値段が「13,000円」からなので手が出しやすいのがありがたいです。
「Corsair K70 MK.2」のキースイッチはCherryMX製の赤軸が使用されていて、Nキーロールオーバー・100%アンチゴーストなので、どのキーを同時押ししても正確に入力できます。
ゲーミングキーボードでは重要な、「耐久性」「剛性」などもしっかりしているアルミフレームが採用されているのです。
ゲーミングキーボード赤軸のなかで、「何が良いかなぁ」と悩んでいるなら「Corsair K70 MK.2」を検討することをお勧めします。
HyperX Alloy FPS Pro
ゲーミングキーボード赤軸のなかで「Corsair K70 MK.2」と同じくらいおすすめなのが、「HyperX Alloy FPS Pro」です。
本記事で紹介しているスペックを見てみると、「HyperX Alloy FPS Pro」と「Corsair K70 MK.2」は、ほぼ同じスペックです。
押下圧:45g
アクチュエーションポイント:2.0mm
接続方式:有線
耐久性:5,000万回
機能性
・Nキーロールオーバー、100%アンチゴースト
・ケーブルの取り外しが可能で持ち運びがしやすい
・スチールフレームで頑丈
「HyperX Alloy FPS Pro」と「Corsair K70 MK.2」の違いといえば、使用しているフレームの素材でしょうか。
「HyperX Alloy FPS Pro」はスチールフレームなので、キーを押したときの安定感は抜群といえます。
さらに、点キーレスなのでマウス操作の邪魔にならないコンパクト設計で、ケーブルも取り外しができるため持ち運びも簡単です。
「HyperX Alloy FPS Pro」はプロゲーマーも愛用しているほどなので、FPSをプレイする場合でもよき相棒となるのは間違いないでしょう。
ゲーミングキーボード赤軸の中で、「HyperX Alloy FPS Pro」はよき相棒となる可能性が高いといえます。
Corsair K63 Red
ゲーミングキーボードの中で、「Corsair K63 Red」も結構よさそうに感じました。
スペックは以下の通りです。
押下圧:45g
アクチュエーションポイント:2.0mm
接続方式:有線
耐久性:5,000万回
機能性
・Nキーロールオーバー、100%アンチゴースト
・コンパクトなテンキーレスデザインでマウス操作の邪魔にならない
・マルチメディアコントロール付き
「Corsair K63 Red」は先ほど紹介した、「HyperX Alloy FPS Pro」と「Corsair K70 MK.2」とほぼ同じスペックです。
軸に関しても、同じCherryMX製が使用されています。
ただ、「HyperX Alloy FPS Pro」と「Corsair K70 MK.2」の違いは、値段の安さです。
「Corsair K63 Red」は「約3,000円~4,000円」ほど安いので、手が出しやすいモデルといえます。
正直、「Corsair K70 MK.2」と同じスペックのキーボードが安く手に入るなら、「Corsair K63 Red」のほうがコスパが良いのでおすすめといえますね。
e元素ゲーミングキーボード(赤軸)
ゲーミングキーボード赤軸で、「e元素ゲーミングキーボード(赤軸)」があります。
値段が安いので、おすすめの一つとして紹介させていただきます。
押下圧:60g
アクチュエーションポイント:2.0mm
接続方式:有線
耐久性:5,000万回
機能性
・Nキーロールオーバー、100%アンチゴースト
・CherryMXスイッチと互換性があり、キーキャップの交換が出来る
・防水性能があり、万が一の時に安心
・5,000万回の高耐久
「e元素ゲーミングキーボード」は、5,000円からかうことがd系るゲーミングキーボードです。
赤軸のゲーミングキーボードとしては、機能性に優れているのでコスパの良いキーボードといえますね。
中華製の「Outemu 赤軸」が使用されていますが、通常の赤軸とあまり変わらない使い心地です。
ほかの中華製モデルだとアンチゴースト機能しかない場合もありますが、e元素のゲーミングキーボードはしっかりと「Nキーロールオーバー」にも対応しています。
ゲーミングキーボード赤軸の特徴
ゲーミングキーボード赤軸の特徴は、長時間ゲームをプレイしたり文字入力をしたりしても、疲れにくいことが挙げられます。
軽い気タッチの静音を求めているなら、ゲーミングキーボード赤軸がおすすめでしょう。
赤軸について、何かわからない人のために説明をすると、赤軸というのはメカニカルスイッチの種類であり、軸の色を表しています。
軸の色によって、クリック感やタイピング音などに違いがあります。
いろいろな軸の色がある中で、赤軸は静かなほうだといえるでしょう。
具体的にゲーミングキーボード赤軸の特徴を説明すると、以下の通りとなります。
・打鍵音が静か
・長時間使用していても疲れにくい
以上のことについて、一つ一つお伝えをしていきましょう。
クリック感がないが反応速度は速い
ゲーミングキーボードの特徴では、「クリック感がないが反応速度は速い」ということが挙げられます。
赤軸は軽いキータッチなので長時間ゲームをしたり文字入力をしたりしても、手が疲れにくいのです。
なので、長時間キーボードを操作するという人には、ゲーミングキーボード赤軸が適していると思われます。
赤軸のキースイッチの性能は、簡単に説明すると以下の通りです。
・アクチュエーションポイント2mm(キーを押した時に反応する深さ)
ゲーミングキーボード赤軸の多くは、プロゲーマーも使っているほど人気があります。
ゲーム用として開発されたゲーミングキーボードの中でも、赤軸はタイピング音が静かなので、静かにプレイしたいという人には最適なキーボードといえるでしょう。
打鍵音が静か
ゲーミングキーボード赤軸の特徴で、「打鍵音が静か」ということが挙げられます。
ゲームをプレイしているだけではなく、動画にもゲームをしている様子を投稿しているという場合は、タイピング音が入る場合もあるでしょう。
ゲーミングキーボードはほかの軸と比べても、タイピング音が静かなので、マイクが音を拾うということは少ないといえます。
たとえば、ゲーミングキーボードでも青軸の場合だとクリック音がするので、マイクにタイピングをしている音がどうしても入ってしまいます。
ゲーム実況の場合は実況をしている声よりも高い音になるので、実況をする場合は青軸は適していません。
さらに、パーティーを組んでいるときに、音声チャットを使う場合でもタイピング音が大きすぎると、不快に感じる人も中にはいるのです。
たしかに、メンブレン方式やパンタグラフ方式のキーボードなら、タイピング音は静かになります。
しかし、メンブレン方式やパンタグラフ方式のキーボードは、ゲームに適していない場合が多いのです。
FPSの場合は別の意味で、パーティーメンバーに迷惑をかけてしまうでしょう。
そう考えると、ゲーミングキーボードの中でも静かな部類に入る、赤軸を選ぶほうが一番無難だといえますね。
長時間使用していても疲れにくい
ゲーミングキーボードの特徴としては、「長時間使用していても疲れにくい」ということが挙げられます。
先ほどサラッと触れましたが、ゲーミングキーボード赤軸は「押下圧45g」で、ほかの軸よりもキータッチが軽いのです。
そのため、少ない力でキーを入力することができます。
キースイッチをそこまで押し続けることで、リニアに重くなるので自然にタイピングができるのです。
ただ、ゲーミングキーボード赤軸はキータッチが軽いというメリットがありますが、軽いキータッチのおかげでなれない場合はご入力しやすいということもあります。
とはいえ、赤軸のキータッチに慣れれば、スムーズに入力ができますし高速入力も可能となるでしょう。
ゲーミングキーボード赤軸を選ぶときのポイント
ゲーミングキーボード赤軸の選ぶポイントを、具体的にお伝えすれば以下の通りです。
・テンキーレスかフルサイズで選ぶ
赤軸といっても販売するメーカーによっては独自の技術を投入している場合があるので、全く違う特徴を持つ赤軸も存在します。
次は、ゲーミングキーボード赤軸を選ぶポイントを、お伝えしていきます。
赤軸の種類で選ぶ
ゲーミングキーボードを選ぶポイントとして、「赤軸の種類で選ぶ」ということが挙げられます。
赤軸といえば「Cherry MX」のスイッチをイメージする人は、かなり多いのではないでしょうか。
しかし、赤軸には複数の種類があるので、一つ一つ紹介をしていきますね。
【ROCCAT】Titanスイッチ
ゲーミングキーボード赤軸を選ぶ場合は、軸を開発しているメーカーもこだわってみるとよいでしょう。
赤軸の種類としては、「ROCCAT製 Titanスイッチ」という軸があります。
「ROCCAT製 Titanスイッチ」は、メカニカルタイプのクリック感を存分に楽しめる上に、メカニカルスイッチの弱点をカバーする機能もあるのです。
赤軸だけではなくメカニカルキーボードには、チャタリングが起きやすいという弱点もあります。
そして、キースイッチが跳ね返り、電気接点がうまくかみ合わない場合もあり、正常な入力がd系内ということもあるのです。
ですが、「ROCCAT製 Titanスイッチ」は、物理的な跳ね返りを抑えることにより、使いやすい赤軸へと進化させています。
【Logicool】GX RED リニアスイッチ(赤軸)
ゲーミングキーボード赤軸の種類として挙げられるのが、「LogicoolのGX RED、GLリニアスイッチ」です。
Logicool製の赤軸「GX RED」は、従来の赤軸とほぼ変わりはない使い心地ですが、アクチュエーションポイントが「0.1mm」という浅さが特徴です。
押下圧が「5g」と重くなっているので、、Cherry MXの赤軸より重い押し心地になっています。
アクチュエーションポイントが「0.1mm」と浅いので、使い心地はほかの赤軸とは変わらないでしょう。
一方、「GLリニアスイッチ」のほうは、これまでのメカニカルスイッチの半分の薄さを実現しており、アクチュエーションポイントもこれまでのメカニカルモデルよりも浅くなっています。
「GLリニアスイッチ」の場合は、Cherry MXの赤軸よりも反応が良いし押し心地も体感できるでしょう。
【Razer】オレンジ軸
ゲーミングキーボード赤軸の種類には、「Razer オレンジ軸」があります。
Razer製のオレンジ軸の押下圧は「CherryMX 赤軸」と同じで、軽いキータッチを実現しています。
アクチュエーションポイントもわずかに、浅いという部分も独自の技術が投入されている感じです。
Razer製のオレンジ軸はキータッチも軽いし、アクチュエーションポイントも浅いので、Razer製のオレンジ軸のほうが反応性が高いスイッチといえます。
スペックをパッと見てLogicool製「GX RED」と同じに見えますが、Razer製「オレンジ軸」と比べれば押下圧がわずかに軽いのです。
Logicoolの「GX RED」とRazer製の「オレンジ軸」のどちらかで迷うことがあれば、押下圧がわずかに軽いRazer製の「オレンジ軸」にするほうが良いかもしれません。
テンキーレスかフルサイズで選ぶ
ゲーミングキーボードにも「フルサイズ」「テンキーレス」の、2つのタイプに分けられます。
結論から言えばゲームを中心にプレイすることが多いなら、テンキーレスを選んだほうが無難といえるでしょう。
なぜなら、テンキーレスを選ぶことで、マウス操作の邪魔になることがないし、マウスの操作性も上がるのでゲームをプレイしていても不快に感じることが少なくなるからです。
フルサイズのゲーミングキーボードの場合は、マウス操作時にキーボードに接触して、一瞬だけそれが気になってしまっただけで、敵に倒されるということも少なからずあります。
逆に、テンキーがなくて困るというシーンは、ゲーマーにとってならほぼないでしょう。
文字入力をすることが多い場合でも、テンキーを使用することはほとんどありません。
そう考えると、別にテンキーレスのゲーミングキーボードでも、全く問題ないようにも思えるのです。
中華製の赤軸は問題なく使うことができる?
結論から言えば、中華製のゲーミングキーボード赤軸でも問題はありません。
しかし、安すぎるゲーミングキーボード赤軸の場合は、何らかの理由で値段が安いと考えるほうが良いでしょう。
ただ、新しいモデルとの入れ替わりのために、値段が安くなったという理由なら、特に問題視する必要はありません。
名もなき中華製ゲーミングキーボードの場合は、軸の色も記載していないこともあります。
さらに、キーの文字が数か月で薄くなるということもあるので、安すぎるキーボードを県とする場合は、事前にいろいろと調べておく必要があるかもしれません。
ゲーミングキーボードでも値段が安すぎるだけで、赤軸ですらないモデルもあるので要注意です。
ゲーミングキーボードだと思って買ったモデルが、実はメンブレン方式のキーボードだったということもあります。
中華製の中には「光ればゲーミング」「ゲームの画面が表示されればゲーミングパソコン」という感じで、平気な顔して販売する業者も実在します。
とはいえ、「悪徳業者=中華製」という考えを持てとは、筆者は考えておりません。
そういう業者もあるから注意してくださいと、注意喚起しているだけです。
もちろん、名もなき中華製品でもコスパ最高のモデルも、実在するので調べて検討してみるのも良いでしょう。
まとめ
本記事では、ゲーミングキーボード赤軸の特徴や、おすすめモデルなどをお伝えしました。
改めて内容をまとめると、以下のようになります。
・中華製で値段が安すぎは注意が必要
・キータッチが軽いので手が疲れにくい
・慣れないと誤入力しやすい
ゲーミングキーボード赤軸は、静かにゲームをプレイしたいという人や、音声チャットをする場合にタイピング音を周囲に聞かれたくないという場合は必要になるキースイッチだといえます。
赤軸を選ぶ場合は、有名で信頼できるメーカーのキースイッチを採用しているキーボードを買ったほうが、かなり安心して使用できます。
安くてよいゲーミングキーボード赤軸もあるので、探してみてはいかがでしょうか。