蛍光灯といえばグロースターター式の蛍光灯が一般的だった。
10年以上前の住宅はこの方式が利用されており、寿命で何回か交換をした人も多いはずだ。
現在はもっと省エネで長時間利用できるLED蛍光灯が主流となっている。
ライト自体を交換すると工事などが大変なので、そのようなときは蛍光灯だけ交換をして、LED化をすることができる。
今回は通販で購入をして、普通の蛍光灯からLED蛍光灯に交換をする方法を記録しておこう。
蛍光灯の点灯方式の種類
蛍光灯には様々な種類が用意されている。
グロースタータ形
家庭でよく利用されている形式で、グロースタータという点灯管がついている方式だ。
このグロースターターとは蛍光灯を点灯させる役割をもつ小さな部品で、点灯まで数秒時間がかかるのが特徴だ。
型番は:FL・・・・ となる。
ラピッドスタート形
電極予熱回路と昇圧回路が組み込まれた安定器を使用して、上記のグロースタータなどを利用せずに即座に点灯をする方式だ。
店舗やオフィスなど業務用として利用をされている。
型番は:FLR・・・ となる
インバーター形
蛍光灯の色の種類
出典:panasonic
昼光色(ちゅうこうしょく)
白っぽく青みがかった最も明るい色が昼光色だ。
オフィスや勉強部屋など人が集まったり、勉強をしたりするような場所で一般的に利用をされている。
昼白色(ちゅうはくしょく)
太陽に近い自然な色で、リビングや脱衣所などで利用をされていることが多い。
電球色(でんきゅうしょく)
電球に近い落ち着いたオレンジ色でリビングなどやトイレ、廊下などで利用をされていることが多い。
グロースターター方式の蛍光灯をLEDへ交換
10年ほど前に取り付けられた一般的な家庭の蛍光灯タイプはグロースターター式が多いと思う。
その形状からLEDタイプの蛍光灯に変える場合は非常に簡単だ。
今回は自分でDIYで交換をした方法を記載しよう。
まず、台所の流し台に取り付けられていたのはこちら。
照明メーカーの ODERIC 製。
保護カバーを外したところ。
下側にグロースターター(点灯管)がついている。
そして蛍光灯を外し、グロースターター(点灯管 / グロー球)を取り外す。
この作業が非常に重要。
外さないと利用できないので、つけたままで利用をしないようにしよう。
こちらがグロースターター(点灯管)を取り外したところ。
簡単にねじと反対側回しで取り外せる。
あとは、LED蛍光灯を取り付けて終了。
LED電球はamazonで購入。
こんな感じで製品がすぐに届く。
梱包箱は形状に合わせて細長タイプ。
中から出てきたLED蛍光灯。
張られているシールは以下の注意書きが記載されている。
・お使いの器具がグロースターター式の場合は、配線工事不要で、グロー球を外すだけで使える。
・ラビットスタート方式、インバーター方式の場合は、直結配線工事が必要です。工事無しでそのまま交換はできません。
2本セット、58cmの形状はこんな感じ。
2本セットを購入したのは、併せて洗面所の電気も交換をしたかったから。
こちらはNECの蛍光灯が取り付けられていた。
こちらも見えずらいけど、中にグロー球が取り付けられているので、外して交換。
参考までに利用したLED蛍光灯はこちら。
価格も1本1,000円程度と非常にお得。
以上、一般的な蛍光灯からLED蛍光灯に自分でDIY交換をするための注意点、方法でした。
コメント
大変参考になりました。
アイリスオーヤマの20型LEDはグロースターターを外し、そこに付属のLED専用スターターを付けるようになっています。40型も同様です。
LED専用スターターってどのような働きをしているのでしょうか。