年末が近づいてきたら、大掃除をする人も多いのではないでしょうか。
ゲーミングキーボードもネットゲームをプレイするたびに、使用しているのでかなり汚れているはずです。
普通のキーボードはキーが取れないので、掃除機と歯ブラシでキレイに掃除をします。
ゲーミングキーボードの場合はメカニカルキーボードなので、キーが取り外しが可能なので洗うことが可能です。
本記事では、ゲーミングキーボードの洗い方について、お伝えをしていきます。
ゲーミングキーボードを洗う時に便利なグッズ一覧
ゲーミングキーボードを洗う時に、とても役立つのが以下のようなグッズ。
・キープラー(キーを引き抜く道具)
・エアダスター
・無水エタノール
・綿棒
・ウェットティッシュ(OAクリーナー)
ゲーミングキーボードを洗う前に、以上のようなグッズを集めておきましょう。
それでは、一つ一つ便利グッズの紹介をしていきます。
そもそもキープラーって何?
キープラーとは、簡単に言えばキーを引き抜く道具です。
マイナスドライバーでも代用ができますが、キーやキーボードに傷をつける可能性があるので、筆者はあまりおすすめできません。
キープラーはゲーミングキーボードを買ったときに、付属で付いてくる場合があります。
筆者が過去に銀軸のゲーミングキーボードを買ったときは、キープラーが付属していました。
しかし、2回目に買ったゲーミングキーボードには、キープラーは付属していなかったのです。
なので、ゲーミングキーボードを販売するメーカーや、値段によっては付属していないのかなぁとも筆者は思ったりしますね。
キープラーはキーをがっしりと掴んで、キーボードから引き離せるので、キーやキーボードに傷をつけることはほぼありません。
無水エタノール
無水エタノールとは、名前のごとく水をほとんど含んでいないエタノールのことです。
エタノールは水や油にも溶けやすい性質なので、水溶性の汚れにも油汚れにも効果が期待できます。
揮発性が高いため無水エタノールを使用して、掃除をした配列には水滴が残らないので、跡が付きにくいというメリットもあるのです。
つまり、無水エタノールは精密機器の掃除に、とても相性が良いグッズの一つだと言えますね。
使用用途はゲーミングキーボードを洗うためだけではなく、他の掃除にも使えるので家に1本あっても良いでしょう。
エアダスター・OAクリーナー
エアダスターはゲーミングキーボードのキーの間にある、細かいほこりやゴミを吹き飛ばすのに使います。
キーを取り外してタオルで拭き取っても良いのですが、まずはエアダスターで吹き飛ばすほうがきれいになるかもしれません。
OAクリーナーは液晶モニターにも使用できる、ウェットティッシュのことです。
ホコリが付きにくくなる帯電防止効果がある、OAクリーナーを使用しましょう。
ゲーミングキーボードの正しい洗い方とは?
ゲーミングキーボードの洗い方は、それほど難しいものではありません。
かなり単純な作業ですが、一つ一つ作業手順を紹介していきましょう。
キーボードのキー全体を撮影
基本的なゲーミングキーボードの洗い方は、いきなりキーキャップを外すのではなく、キー全体を写真撮影します。
これは、外したキーの位置が分からなくならないために、撮影をするのです。
外したキーキャップを戻すときに、どこにどのキャップを取り付ければ良いのか、分からなくならないためにも最初は撮影をしておきましょう。
「キーの配置なんて、タッチタイプできるから不要だよ」と、余裕をかましているとキーを全部外して戻すときになって、絶対に後悔します。
なので、撮影はしたほうが良いでしょうね。
キープラーでキーキャップを外していく
キープラーやマイナスドライバーを使用して、キーキャップを外していく作業に入ります。
キープラーを使うにしても、マイナスドライバーを使うにしても力加減が分からないので、最初は怖いかもしれません。
最初は結構力加減が分からなかったので、壊してしまうんじゃないかと冷や冷やしたものです。
しかし、慣れてしまうとキープラーでもマイナスドライバーでも、ホイホイ取れてしまうので、これは慣れるしかありませんね。
キーの数は多いのですが、ゲーマーならテンキーレスの方が多いと思うので、キーの数はテンキーありのゲーミングjキーボードより少ないので、サクサク取り外しができちゃうかもしれませんね。
ウェットティッシュで内部を拭き取っていく
ゲーミングキーボードのキーを取り外したら、次はウェットティッシュで内部を拭き取っていきます。
基本的にメカニカルキーボードは、キーキャップを外して掃除ができるので、常に清潔な状態を保てるメリットがあります。
長いこと掃除をしていないゲーミングキーボードなら、かなりホコリがたまっているでしょうし、食べかすなども落ちている可能性もあります。
ウェットティッシュで、汚れやホコリをすべてキレイに拭き取りましょう。
ウェットティッシュで拭き取れない部分は、綿棒などを使用して拭き取っていきます。
エアダスターで内部の汚れを吹き飛ばす
ゲーミングキーボードのキーを取り外したら、キーキャップの裏側などのゴミを、エアダスターで吹き飛ばします。
吹き飛ばなかったホコリや汚れは、綿棒でキレイにしていきましょう。
場合によっては無水エタノールを付けて、汚れを落としていきます。
キーキャップを外したキーボードの上も、エアダスターでホコリやゴミを吹き飛ばしていきます。
細かい隙間などに挟まっているホコリやゴミも、エアダスターで吹き飛ばしていきましょう。
キーを一つ一つウェットティッシュで拭く
キーキャップを一つ一つ、無水エタノールをしみこませた綿棒やウェットティッシュで、キレイにしていきます。
細かい作業となりますが、定期定期に休憩をはさんで掃除をしていくほうが良いかもしれません。
結構時間がかかりますが、頑張って掃除をしていきましょう。
掃除が完了したらキーを元に戻す
キーキャップやキーボードの上を掃除が完了したら、次はキーキャップを元に戻していく作業に移ります。
最初に写真撮影をした画像を参考にして、ひとつひとつキーキャップをハメていくと良いでしょう。
矢印キーなど向きが分かりにくいキーキャップもあるので、方向を確認しながらハメていくようにしてくださいね。
ゲーミングキーボードの中には、針金みたいなものが付いているタイプもあります。
こうした針金みたいなものが付いているタイプは、キーキャップを先にハメていないと後でハメるのが非常に難しくなるのです。
また、力を入れすぎると、折れてしまいそうになるので気を付けてくださいね。
キーキャップが取り外せないゲーミングキーボードの洗い方
3000円未満の新品ゲーミングキーボードの場合は、キーキャップが取り外せないタイプもあります。
筆者が初めてゲーミングキーボードを買ったときは、キーキャップが外せないタイプでした。
こうしたキーキャップが、取り外せないタイプのゲーミングキーボードの洗い方を、次はお伝えしていきましょう。
キーキャップの取り外しができないタイプのキーボードの掃除では、以下のようなグッズが必要です。
・アルコールウェットティッシュ
・無水エタノール
・綿棒
基本的には、キーキャップが外せるタイプのキーボードと、ほぼ同じもので掃除が可能といえますね。
掃除方法については、エアダスターでキーボードの隙間にある、ホコリやゴミを吹き飛ばしていきます。
そして、アルコールウェットティッシュで、キーボードを拭き取っていくのです。
キーキャップの隙間は、綿棒に無水エタノールを染みこまして、汚れを落としていきます。
細かい作業をすると「イラ~~!!」とくる人は、「サイバークリーン」を使用したお掃除方法もあります。
アイリスオーヤマが販売している、サイバークリーンを使用して、手軽に掃除をすると良いかもしれません。
使い方は、サイバークリーンを手に取り、キーボードの上にギュッと押し込み、サイバークリーンのゲル状になった物を、取り除けばキーボードはキレイになっています。
まとめ
ゲーミングキーボードの洗い方は、基本的にキー全体を写真撮影することから始めます。
もちろん、キーキャップを外せるキーボードの場合、写真撮影が基本だということです。
キー全体を写真撮影する理由は、元に戻すときに写真を参考に取り付けるため。
キーボードを掃除するという人は、余りいないかもしれませんが、長く掃除をしていないというなら一度掃除をしたほうが良いでしょう。
ゲーミングキーボードの場合は、キーキャップが取り外せるタイプが多いので、今回の記事を参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。