曲面型になったゲーミングモニターの購入、利用レビューをしていこうと思う。
1年ほど利用したので、表面だけのレビューでは、意味がないと思ったのです。
なので、1年経過した後の曲面型ゲーミングモニターを買った感想と、使用していて感じたメリットとデメリットについてもお伝えしていきます。
そもそも曲面型ゲーミングモニターって何?
簡単に言えば曲面型ゲーミングモニターとは、ディスプレイ画面が少し曲がった感じのモニターを言います。
通常のモニターは平面でモニター画面が曲がっていることは、絶対にないでしょう。
ゲームを楽しむ場合や動画などを見る場合は、臨場感がアップするというメリットもありますね。
はっきり言えば、曲面型のゲーミングモニターは、エンターテイメント向けのモニターです。
曲面型ゲーミングモニターのメリット
曲面型のゲーミングモニターには、いくつかメリットがあります。
筆者が実際に使用してみたときに感じたメリットを、挙げていきます。
画面が広く感じられる
曲面型のせいなのか知りませんが、画面が大きく感じます。
筆者が曲面型のモニターを買うのは、今回が初めてです。
最初は何か違和感を感じるのかといえば、筆者の場合は全く普通に画面を見ることができました。
人によっては違和感を感じるみたいですが、数時間くらいでほとんどの人は慣れるみたいですね。
実際にゲームや動画を見た感想ですが、画面が大きく感じるので臨場感があります。
また、記事を作成する作業でも使用していますが、画面が大きく感じるので文字がとても見やすいです。
横長なので分割画面にしても見やすい
記事作成をする場合は、曲面型ゲーミングモニターはとても活躍します。
確かに、ゲームや動画などを見る場合は臨場感がありますが、仕事で使う場合でも画面を分割にしても、文字が見やすく開いているファイルも、小さくならないのがうれしい限りです。
動画を見ながら何らかの作業をするという人は、あまりいないでしょうけど、仕事で分割画面にしたい場合は、曲面型ゲーミングモニターは使いやすいです。
ゲーミングモニターはゲームをプレイするだけではなく、仕事をするにしても活躍しやすいといえます。
ゲーミングモニター曲面型のデメリット
曲面型ゲーミングモニターのメリットをお伝えしましたが、デメリットになるものもあります。
筆者が曲面型ゲーミングモニターを使用して、デメリットに感じたことをいくつか挙げていきます。
曲面型ゲーミングモニターは厚みがある
曲面型ゲーミングモニターは、通常のモニターと比べて厚みがあります。
極端な厚みではありませんが、少し通常のモニターよりも厚みがあるだけですね。
少し厚みがあるだけで、少し狭くなるという場合はデメリットになります。
筆者はパソコンデスクでゲーミングモニターを使用しているので、窮屈だとは思いませんね。
モニタースタンドの取り付けは注意しないといけない
実際に曲面型ゲーミングモニターを買った人ならわかると思いますが、モニタースタンドを取り付けるときは。モニターを仰向けにしてはいけないのです。
筆者は知らずにモニタースタンドを取り付けるときに、ディスプレイ画面を仰向けにして取り付けをしてしまいました。
幸い故障の原因にはなっていないですが、故障する可能性もあるのでモニタースタンドを取り付ける場合は、注意して取り付けると良いでしょうね。
失敗しない曲面型ゲーミングモニターの選び方
ゲーミングモニターというのは、ご存じの通りゲームを快適にプレイするためのモニターです。
なので、ゲームをプレイするためのモニターに求められるのは、応答速度や残像を抑えられているモニターといえます。
ゲームをプレイしているときは常に画面を見ているので、情報を素早く正確に捉えられるモニターほど、勝利につながりやすくなるのです。
たとえば、動きが激しいFPSでは、通常のモニターにはない機能が求められます。
どういった機能がモニターに求められるのかを、一つ一つ解説していきましょう。
リフレッシュレート(ヘルツ・Hz)
ゲーミングモニターに求められるのは、リフレッシュレートの高さです。
リフレッシュレートというのは、1秒間に画面が更新する回数を言います。
リフレッシュレートは、ヘルツ(Hz)であらわした数値です。
一般的な液晶モニターは60Hzですが、ゲーミングモニターは75Hz以上あります。
リフレッシュレートが高ければ高いほど、画面の更新回数が多くなり動きが滑らかになります。
さらに、入力した操作も、はっきりと視認することも可能になるのです。
応答速度
ゲーミングモニターは、解像度が高くないとキャラや背景が、くっきりときれいにみることができません。
同じゲームをプレイするなら、リアリティのある画像でプレイしたいでしょう。
リアリティのある画像でプレイするためには、解像度が高いモニターを選ぶべきなのです。
FPSの場合は解像度が低いと見えなかった敵も、解像度が高いモニターを使用することで見えるようになります。
経験しないと「嘘だ」と思ってしまいますが、実際に解像度の高いモニターで見るのと、解像度が低いモニターで見るのとではかなりの差が出るのです。
視野角の広いディスプレイ
液晶ディスプレイを真正面から見れば、見やすくてきれいに見えるのではないでしょうか。
しかし、角度を変えてディスプレイを見ると、見づらくなってしまうことが多いです。
どの角度までなら適正にみることができるのかという数値を、視野角で表すことが多いですね。
「IPSパネル」を採用しているディスプレイの場合は、視野角がとても広いので斜めから見ても見やすいことが多い。
一般的なモニターは、光沢処理が施された「グレア」と、日光沢処理がされた「ノングレア」があります。
ゲーミングモニターの場合は、映り込みを嫌う人が多いので、ノングレアを採用している場合が多いです。
筆者が使用しているゲーミングモニターも、ノングレアを採用していますよ。
光沢処理されたグレアは映像や写真を見るのに向いていますが、目が疲れやすいというデメリットもあるのです。
長時間ゲームをプレイすることが多いなら、やはりノングレアを選択したほうが良いといえます。
曲面型ゲーミングモニターと平面型ゲーミングモニターの違い
曲面型ゲーミングモニターは曲面ディスプレイによって、ゲームをプレイしているときに感じる視覚が、臨場感あふれるものに変化します。
しかし、平面型ゲーミングモニターの場合は、司会は二次元的になります。
曲面型ゲーミングモニターは水平方向にも垂直方向にも、弧を描く構造によりモニターの表示が、周辺視野に入り視覚が大きくなりやすいのです。
平面型ゲーミングモニターの場合は、垂直方向しか視覚に入らないので、迫力のある映像は楽しめないのです。
曲面型ゲーミングモニターは快適な視覚体験が可能
曲面型ゲーミングモニターは画面の見やすさに大きな影響を与え、ディスプレイのカーブ中心が目からの距離に合致しているので、違和感はほとんどありません。
仮に、近距離で曲面型ゲーミングモニターを見つめたとしても、平面型ゲーミングモニターよりも見やすい場合が多いです。
ただ、曲面型ゲーミングモニターは、何もゲームをプレイするだけが最適ではありません。
ほかにも、ブログ記事を作成するというような作業でも、目が疲れにくいので長時間の作業も可能にしてくれます。
曲面型ゲーミングモニターを買った感想
筆者はMSI製の曲面型ゲーミングモニターを、2年間ほど使用しています。
FPSの「荒野行動」「サイバーハンター」などをプレイしてきましたが、とくに違和感を感じることはありませんでした。
じっと画面を見ていると普通に平面型のモニターにしか見えないのですが、それでも視野が広くなったかのような感じはしましたね。
まとめ
曲面型ゲーミングモニターには、メリットとデメリットがありますが、デメリットはモニターに厚みがあるのと、モニタースタンドを取り付けるときは、ディスプレイに注意して取り付けないといけません。
曲面型ゲーミングモニターを買って、2年ほど使用したのですが、違和感はほとんど感じなかったです。
平面型ゲーミングモニターと比べて、ワイドな画面となっている感じがしました。
特に見にくいという印象は、全くなかったですよ。
臨場感あふれる映像を楽しみたいなら、曲面型ゲーミングモニターを検討してみると良いでしょう。