子供が2人以上いる家庭だと小さい頃は一緒の部屋で仲良く遊んでいるが、思春期にもなると自分の部屋が欲しいと言い出すことが増えてくる。
プライバシーが欲しい、勉強がはかどらないなど様々な要望がでてくる。
男女に分かれているとなおさらプライバシーが欲しくなるだろう。
持ち家なら本格的な壁を作成することもできるが、賃貸の場合は簡易的に部屋を分割することがメインだ。
今回は子供たちが大きくなり、個室が欲しい言い出した家庭に過去の経験を踏まえてアドバイスをした。
子供部屋を仕切る方法、方法を選択する考え方
部屋の間仕切りを行う方法としては、いくつか考えられる。
かかる費用、手軽さ、防音、見渡せるかどうかや、元に戻すことが想定されるのであれば、取り外しやすいか同課などだ。
そして、完全に部屋を仕切ることによってクーラーなども増設する必要がある。
それでは、費用が安い、簡単な間仕切り方法を「難易度MAX5」とランキングをして紹介をしよう。
1.パーテーションで部屋を仕切る
パーテーションで部屋を仕切る方法だ。
自立式のパーテーションタイプとしっかり固定をするタイプの2つの方法があるので、それぞれ紹介をしよう。
1-1 自立式パーテーションで部屋を仕切る(難易度1)
市販のパーテンションを購入して置くだけだ。
アマゾンや楽天などのECサイト、ニトリなどのホームセンターで多数販売をされている。
色も大きさも様々なので、部屋の広さに合わせて選択をする。
取り付けも簡単で、利用をしない場合は畳んで取り外すことも簡単なのだが、子供的には不満が残るかもしれない。これは個室ではないって。
費用:5,000円~20,000円程度
1-2 突っ張り式パーテーションで部屋を仕切る(難易度2)
突っ張り式のパーテーションを利用する方法だ。
固定をされるため、自立式と比較をして個室感はぐっと増す。
ただし、体重をかけると倒れてしまうこともあるので、元気な走り回る子供たちが壊してしまうこともあるかもしれない。
天井までの突っ張り方式の場合は、一人で設置をするのは難しく、2人で設置作業をすることをお勧めする。
費用:10,000円~20,000円程度
2.カーテンで部屋を仕切る
カーテンで仕切る方法が一番簡単だ。
ただし、音は漏れる、隙間から見れる、すぐにめくれるということもあるので、子供たちは「えー」ともっと別の方法を要求してくるかもしれない。
カーテンについても方法は以下の2つだ。
2-1 ロールカーテン、ロールスクリーンを利用(難易度2)
天井にロールカーテン、ロールスクリーンを取り付ける方法だ。
取り付け方はねじ止めタイプ、突っ張りタイプなどいろいろあるので、賃貸住宅であれば突っ張りタイプを利用することができる。
広さが必要であったり、行き来をする便利さを考えれば、あえて2枚で利用するなどということも考えられる。
費用:5,000円~20,000円程度
2-2 吊り下げカーテンを利用(難易度3)
天井にロールをねじでしっかり固定をする方法か、突っ張り棒で固定する2種類の方法がある。
防音や遮光性のカーテンを利用することにより、ある程度限定はされるが、プライバシーは確保される。
上部、下部に隙間があればクーラーなどの空調施設も共有することができるだろう。
費用:5,000円~20,000円程度
3.家具で部屋を仕切る(難易度3)
家具で仕切る方法だ。
これは収納も兼ねたボックスなどもいろいろ販売されているので、部屋を仕切ることにより収納が不足する部屋がでるのであれば有効な方法だ。
尚、間仕切りとするので地震などで倒壊をしないように、しっかり固定をすることを考えることも重要だ。
天井までボックスを積み上げることは難しいが、ボックス、棚など背の高い家具を利用する方法だ。
費用:10,000円~100,000円程度
4.間仕切り壁をDIYで自分で作る(難易度 MAX5)
間仕切りの仕切壁をDIYで作成する方法だ。
時間とやる気と楽しみたいという人ならおすすめだ。
過去に壁を作成し、作り方や費用などを記載しているので紹介をしよう。
子供部屋の仕切り壁を自分でDIYで制作 壁紙など総額費用など紹介
費用:20,000円~
5.リフォーム会社に依頼をして制作(難易度0)
子供部屋の間仕切りをリフォーム会社に依頼をして作成する方法だ。
お金はかかるが、日々、仕事で忙しくて時間が取れない、ちゃんとしたものを作りたい、自宅に遊びに来る人が多いなどがあれば、専門家に依頼をするほうが良いかもしれない。
地震などで倒壊をすることもない頑丈な壁によって、個室の防音、プライバシーが確保できると思う。
子供の間仕切り壁であれば2~3日程度、10~20万円程度で制作ができる。
工事会社を探す場合には、以下のサイトが簡単だ。
無料で地域のリフォーム会社に見積もりを依頼し、比較検討ができるサイトだ。
Town Life タウンライフ
地域、住まいのタイプ、依頼内容を入力をすれば、リフォームプランや見積もりを無料で複数社から提案をしてくれるサービス。
あとは出てきた複数のリフォームプランや見積もりを自宅で比較検討をするだけ。
<リフォーム登録会社の一例>
ミサワリフォーム、住友不動産の新築そっくりさん、住友林業のリフォーム、東京ガスリモデリング、トヨタホーム、東急Re・デザイン、土屋ホームトピア、オカムラホーム、アイフルホームなど
大手のリフォーム会社も登録されているので、地元のリフォーム会社と比較検討ができるのは便利だ。
以上、子供の間仕切り部屋方法の紹介だ。