今まではADSL回線で問題なく利用をしていたところ、リモートワークでのWeb会議や塾などのオンライン授業など通信回線のせいでスムーズな動作が難しくなってきた。
そのため、ようやく我が家も光回線への移行を検討し、NURO光を申し込んだので、その一連の流れを記載しよう。
NURO光回線とは? 選定のポイント
NURO光とはソニーが展開する回線事業サービスだ。
特徴としては速度が速いにかかわらず料金が安いという点だ。
「NURO 光 G2 V プラン」の月額基本料金は、回線利用料金、プロバイダ料金の他、無線LANルーター、セキュリティサービスも含まれていてほかのサービスよりも安価に提供されている。
通信速度が速い
上記のように機器使用時の通信速度は利用者の通信環境と規格により異なるが、あくまでも理論上は2Gbpsで通信をすることができる。
有線接続の場合は最大 1Gbps、無線接続の場合は通信規格 IEEE802.11ac にて通信をおこなう。
月額料金が安い
Nuro光は月額料金が他の光回線業者と比較すると1,000円ぐらい安い。
他のサービスは携帯会社との割引もあるが、うちは格安のMVNOを利用して割引対象ではないので、あくまで回線コストで比較をした。
NURO光をキャッシュバック特典で申し込む
NURO光を申し込む際にキャッシュバック特典もあるので、通常料金も安く契約をすることができる。
また、いろいろなNURO代理店がキャッシュバックで契約を受け付けているが、オプションをつけないと減額されるなどあまりお勧めではない。
そのため、一番お得なのは公式サイトから申し込む方法だ。
開通から2ヶ月後に45,000円キャッシュバックされる特典だ。
また、別のキャンペーンも行っていて月額料金が980円になる特典もあったが、どちらかを選択することになるので計算をしてみる。
こちらの特典は月額基本料金が開通月から12ヶ月目まで「4,742円 → 980円=3,762円」割引されるサービスだ。
割引額を計算をすると
3,762円×12か月=45,144円となる。
単純計算では月額料金を割引したほうが「144円」お得になる。
ここからは家庭の環境にもよると思うが、、、まよわず2か月のキャッシュバックを選択した。
理由としては、
1.2か月後には45,000円がもらえる
2.指定口座を自分の銀行口座にして振り込みをしてもらいお小遣いにできる。
はい。嫁さんにキャッシュバックのことを言わずに光回線に変えるよとだけ伝えておけば、キャッシュバックに気付く可能性は低いだろう。
わざわざ申し込みサイトを見たりすることはしないと思うので、45,000円がもらえるということだ。
世の中のお小遣い制の男性にはうれしい特典だ。
さて、以下からは申し込みをしてから開通までの流れを記載しよう。
NURO光の回線工事について
開通工事の課枯れについては動画が作成されているので以下を参照。
NURO光は宅内と宅外の2回工事を行うことになり、それぞれ立ち合いが必要だ。
追加料金を支払うことによって1回に済ませることもできるが2回の工事を選択。
また、土日の工事は3,000円の追加料金も発生するので、平日で選択をした。
会社を休む必要がある人は、追加料金を払って休日にすることができる。
すべてNURO光のサイトで申し込みを行い、工事可能日、午前、午後の選択を行う。
宅内工事について
まず、NURO光から委託を受けた工事会社の作業員が一人で来宅。
簡単な説明をうけて、いざ、工事開始。
まずは電話回線があるコンセントの位置を確認し、そこに配管が通っているかどうか確認。
電話回線のコンセントカバーを外し手で触って確認をし、我が家は配管が通っていた。
そして持ち込まれたフジクラ製の光ケーブル。
ロールにまかれた光ケーブルを電話口の配管からどんどん送り込む。およそ何メートルか送ったところで2階の配管の最後まで届いた様子。
光ケーブルは本当に細く、電話線、光ケーブルが出てきているところ。
そして次は2階に梯子をかけて電話線が電柱から引き込まれた場所に光ケーブルを取り付ける作業を行っていた。
残念ながらその写真はないが、家の外側の取り付けが終われば、今度は宅内側のコンセントを変更する。
手際よく作業をして、コンセント、電話線が通っていたコンセントカバーも変更された。
左側の青いものが光ケーブルだ。
一通りの工事が終われば、光回線が断線をしていないか、ちゃんと通信できるか専用の機器を利用して測定をしていた。
ちょっと写真はボケているけど、ちゃんと通信ができていた。
最後にNURO光のONUを取り付けて宅内工事は完了。
来宅からおよそ40分ぐらいで作業が完了した。
おそらく配管があったので、作業は非常に効率よくできたが、配管がない場合はエアコンの吹き込み口や壁に穴をあける方法ということで、より時間がかかったかもしれない。
作業員が入るのは電話回線があるコンセントの場所だけだ。
屋外の光ケーブルは家の外壁に取り付けるだけなので、家の中に入ることはない。
そのため、電話回線が来ている場所の一角を作業スペースとして用意してあげれば大丈夫だ。
NURO光のONU
2020年5月に申し込んだ際に利用をするONUはこちら。
参考までにONUとは「Optical Network Unit」の略で、光回線を終端する装置だ。
光回線から通常のLANポートで接続をできるようにしたり、Wifiで無線接続をしたりする機能がある。
後ろ側には青いLANポートが3口、黄色のポートはTAでNURO光でんわを利用する場合のポートだ。
今回は利用をすることはない。
ONUの梱包箱に入っているのは接続ガイドも同梱されている。
あとは簡易ユーザーガイドも入っている。
このユーザーガイドからもわかるようにこのONUは中国のHUAWEI(ファーウェイ)製だ。
このあとは屋外工事の日程調整だ。
Nuro光から登録したメールに連絡があり、サイトから屋外の工事日を設定ができるという通知がある。
そのため、屋外工事日をに候補日から選択。
最短で2週間先の候補日から表示されるので、初回の申し込みをしてから開通まで約1か月かかる計算だ。
宅外工事について
当日は作業員が2名で工事を行う。
高所作業をする人と、下で交通整理をする人だ。
車は以下のような電話工事でよく利用されている車両だ。
高所作業車でまずは近くの電線に取り付けてある黒い箱から光ケーブルを家まで持ってくる。
光ケーブルをしたから這わせて吊り上げつ方式だ。
そして以下は自宅に配線をするところを加工中。
光ケーブルを宅内工事で取り付けたコンセントに接続をして作業完了。
こちらが取り付け前の写真。
そして光ケーブルが取り付けられたあとの写真。
赤い矢印がさしているのが光ケーブルだ。
ここまで1時間弱で宅外工事は終了。
NURO光のONUに電源を入れれば、すぐにインターネットの利用が可能になる。
NURO光の回線速度は?
今まで利用をしていたのは時代に取り残されているが、まだまだ現役のADSLだ。
その時の速度はスピード測定サイトで以下の数字だ。
利用をしたサイトはUSENが行っている無料のインターネット回線スピードテストサイトだ。
まずはADSLの速度。
ダウンロード:4.22Mbps アップロード:0.47Mbps
通常のWeb閲覧、メールの送受信であれば特に問題がないぐらいの速度だ。
さて、NURO光で同様の環境で測定をした実測値は以下の通り
ダウンロード:97.79Mbps アップロード:99.21Mbps
ダウンロードは約23倍、アップロード下りは200倍と改善をした。
NURO光は理論値2Gbpsとなるので、それから考えるとADSLよりは劇的に早くなったけど、ちょっと物足りない。
ONUに直接接続をしてもスピードは変わらない。
光ケーブルは10/100/1000T-Baseの5eだし、PCもギガ対応しているのに。
iPhoneの無線接続であればダウントードで130Mbpsと100Mbpsを超えている。
ここから2020年10月に訂正。
実は利用しているPCが古く、100Mbpsしか対応していなかった。
ごめんねNURO光。
さて、改めてPCを入れ替えて測定。
ダウンロード:320Mbps アップロード:516Mbps
これぐらいスピードが出れば全く支障がないレベルまで早くなった。